郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

春愁〔しゅんしゅう〕

2018年04月10日 | 日記

 春は希望の季節でもあり、失意の季節でもあり、残酷な季節でもある。家人もコミュニティセンターでのテニスから戻って落ち込んでいる。やってもやっても壁を越えられないで悔しさ、切なさでテニスを挫折しそうだと言う。完全無欠な人間なんて居ないことは分かっていても落ち込んでいるときには自分で自分自身を非難してしまう。そして次も出来ないのではないかと悲観的になり、負の連鎖が止まらなくなった結果であろうか。 ”春愁や些細なことに気落ちして”(高浜虚子)~春の気候のよいときにはなんとなく気が塞ぐものである。なかなか春の恵みの季節には結びついてこない。春は復活の季節でもあり、めげずにまた元気にテニスに精を出して欲しいと願う。

 今日の夕食は、
















 ◆かつおの有馬煮 ◆鯛の西京焼き ◆タコと胡瓜の酢 ◆三つ葉としめじのお浸し ◆生のりのすまし汁 ◆ご飯
   ~  ~


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もっともっと

2018年04月09日 | 日記

 人は欲深い動物です。もっといいものを、もっと沢山(もの)とか、もっと上(成績ランク、昇級)を、もっと多く(お金、昇給)をとか、もっと才能が、もっとスタイル、顔がとか、言い出したらきりがない。だから改心しようとする。改心と言うと無欲、禁欲になることを求めがちだが、欲を無くす必要はない。適度に欲はある方が人間として本物になれる。もっとのレベルを下げたり、もっとの中身を細かくしたら、私も意外に〇〇じゃない!と肯定できることが多いのではないか。そういう風に改心ではなく回心できるようにする。例えで車の速度メーターで言えば、最高速度を出さそうとするのではなく、道路の状況に合わせ安全運転できる速度にすると、私も意外に運転が上手なんだと思えるようになれることが回心です。もっとの心をマイナス方向に回してやる。ないものに目を向けるのではなく、あるもの、できるものに目を向ける。自分の中心軸をもっともっとからほんの少し下げてもっとに回して行動するようにしてやる。それは諦めではない。まごころを持った諦めである。現実を受け入れ、心を楽にすることで別の道が開かれると言うものである。

 今日の夕食は、
















 ◆ビーフシチュー ◆すずきのポワレ ◆サラダ ◆若ごぼうのキンピラ ◆ご飯
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明石城の桜は

2018年04月08日 | 日記

 午後から兵庫県明石市に行きました。いつも姫路に行く時に電車から明石城の櫓〔やぐら〕を見ていますが実際にお城の中に入ったことはありませんでした。そこで思い切って行くことにしました。
 明石は明石タコが有名でたこ焼きの原型である明石焼きをまず食べることにしました。そこで一番有名な「ふなまち」という店で2時間近く並んでやっと順番が来てお店の中に入りました。テーブルが2つあり、12人が座れますが3~4組くらいしか入れない小さなお店です。3人で明石焼きを焼いたり、準備をしたりしていました。タコ焼きとの違いはだし汁で食べるのが明石焼きで、ほどなく冷たいだし汁が出され、少ししてから一人分20個の熱々の明石焼きが出てきました。二人で食べているときにもう一人分が出てきました。明石焼きに七味が入っているせいか汗を掻きながら美味しく頂きました。なお、明石では明石焼きを玉子焼きと言うそうです。
 明石は漁業の街で魚の棚商店街があり、その商店街を通り抜け明石城に行きました。商店街は観光客相手で思っていたのと違い、少しがっかりしました。明石城の桜祭りは今日が最後ですが、桜はほとんど散っていました。それでも、お城の広場で多くの人が酒盛りをしたり、子ども連れが遊んでいました。高台に上がると遠くに明石大橋が見えました。
 




私たちは桜を求め、お城の中をぐるぐると廻り、まだ散っていない木々を探し満開の桜のなごりを楽しみました。

 今日の夕食は、
















 ◆豆腐の野菜あんかけ ◆わかさぎの南蛮漬け ◆焼きナス ◆豆ご飯
   ~  ~

 追記: 午前中は自治会の会計監査をし、正しく帳簿が記入されているかを見、一件毎伝票に印鑑を押していきました。


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花冷え

2018年04月07日 | 日記

 午前中はある会の総会があり、行ってきました。今年度も仕方なく役員を引き受ける破目になり、来年度は絶対引き受けないつもりです。頼まれると断れない性格で、家に帰って来てその愚痴を言うものですから家人に引き受けなければよいのにと言われます。やれば何かしら得られるものがあるのかも知れませんが、それが身に付いていかないところが問題です。

 午後からは華道京展が京都大丸で開かれており、その入場券を京都のお友達から頂いていたので観に行きました。友達も生け花を出展されており、先ずその作品を観ました。彼女らしい上品な作品でした。他の作品も見て廻りましたが、斬新な作品もあり、楽しむことが出来ました。正面から見るのでなく、真横から観たりするとまた違った一面が現れ、面白く感じました。彼女にも会え、話が出来たのも嬉しかった。

 今日の夕食は、








 ◆鯛そうめん ◆筍の木の芽和え 
   ~ 夕方から急に雨が降り、花冷えて寒く感じたので温かいものにしました ~

 追記: 京都高島屋の画廊で画家・上村淳之〔あつし〕さんのミニ講演会「浄土に遊ぶ」があり聞きました。絵には完成形はない。私は完成形を求めてさ迷っている。空白の美をどう表現すれば良いのかを今考えている所です。西洋画はキャンバスにすべて絵の具を塗るが日本画はそうではない。鳥が地面で何かを口挟んでいるがその地面を書かずにあたかも地面があるように鳥だけを表す。それはあらゆるものに神が宿ると言う東洋的な思想があるからだ。自分の今取り組んでいる空白の美は完成形ではないが完成形を求めて考えることに喜びがある。画家として生きてきて良かったと思っている。こんな話でした。


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久しぶりの雨

2018年04月06日 | 日記

 なたね梅雨と言われるほど雨の多い時期なのに雨が降りませんでしたが、今日は午後近くから本格的な雨です。でも、美容院に行く予定をしていましたから仕方なく行き、午後からお友達に入場券を頂いていたので作曲家中村泰士さんの『昭和歌謡を語る』講演会に行きました。私は歌に余り興味はありませんが、私でも知っている「今は幸せかい(佐川満男)」、「喝采(ちあきなおみ)」、「北酒場(細川たかし)」など数多くの作曲をされたそうです。もう79歳とおっしゃっていましたが、大阪を歌謡曲の聖地にするのだと頑張っておられるようで、歌謡曲界で活躍されていただけあって話し好きな方でした。

 今日の夕食は、
















 ◆ハンバーグ ◆スペイン風オムレツ ◆八朔サラダ ◆茄子のマリネ ◆南瓜スープ
   ~  ~


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