金牛院(きんぎゅういん)
慶安3年(1650)環陵が創建した塔頭。谷口村(右京区谷口)にあったが、明治11年(1878)山内万猷院(まんゆういん)に合併されたとつたえる。
近年境内の一隅に印度古代建築様式の聖牛祠堂が建立され、異彩を放っている。
寺説によれば、牛は人間とのかかわりが深く、人を導く宇宙神の使者といい、祈願をすれば福運は招来し、万民至福の道をかなえるといわれる。この祠堂は南印度産の石材を用い、古代印度グプタ式窟院をまねたもので、堂内には青銅製の牛像を安置する。
寺院前回の記事 ⇒ 寺院右0627 妙心寺 天球院 重文
関連記事 ⇒ まとめ024 妙心寺
下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます