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宝池山と号する浄土宗知恩院の末寺、本堂には阿弥陀如来像を本尊とし、
境内の大日堂には大日如来像および11面観音立像を安置する。
寺伝によれば、当寺は天正17年(1589)広誉上人無公大和尚によって創建されたとつたえる。
上人は藤原氏の出身といわれ、寛永18年(1641)7月106歳にて入寂した。
現在の建物は嘉永2年(1849)航誉上人によって再建されたもので、寺宝に大般若経600巻を有する。
剪定作業のため5基すべては見られなかった
石造宝篋印塔
東西に並んで5基ある。いずれも最上部の相輪の先端を欠いている。
いずれも鎌倉時代の造彫とみられる。
寺伝によれば付近にあった惣墓から移したものといわれる。
城陽市に現存する石造美術品としては唯一のものです。
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