京都市下京区中堂寺西寺町17
江戸時代の医師 賀川 玄悦 の墓所
顕彰碑があるとのこと
碑文は
賀川玄悦
“日本近代産科学のみなもと ここ玉樹寺のひがし一貫町に 十八世紀の名医 賀川玄悦(字は子玄、1700~1777)が住んでいた
玄悦は あらゆる権威にとらわれず 自分の目でたしかめる実証精神から それまで信じられていた 母体のなかの胎児の位置が誤っていることを知り その正しい位置(上臀下首)を はじめて発見した またあふれるばかりのヒューマニティから 難産で苦しむ母体を救う方法を発明した これらは日本医学が 世界に誇る業績の一つである賀川一門は 各地で多くの名医を生み 母子ともに安全に救う方法を完成して日本の産科学の発展に 大きく貢献した。 玄悦の没後二百年にあたり 墓域の修復をおこなう とともに 賀川一門の偉業をたたえるため ここに碑をたてて記念する
一九七七年九月十四日 賀川玄悦先生没後二百年記念顕彰会
平成29年8月13日 画像追加
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川柳
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