大師堂 石仏弘法大師(室町期)を奉安する。天平勝宝(751)東大寺實忠和尚により建立された正月堂の跡である。
旧正月堂は元弘元年(1331)の元弘戦乱で焼亡、以来復興されず、明治30年(1897)関西鉄道の開通により、現笠置駅にあった大師堂を笠置寺旧正月堂跡に移築し現在に至る。
正月堂の名は笠置寺本尊禮堂にとどめる
東大寺山内には、このため当初から正月堂は建立されていない。
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