社号標 昭和50年建立
本殿
昭和11年(1936)、大池水産組合が巨椋池に生息する魚介類や諸種の生物の霊魂を祀り、併せて水田耕作者の安全と繁栄を願って創始された無格社です。その後、巨椋池土地改良区の有志により昭和50年(1975)春日造りの社殿が再建された。内部には往時の漁業の歴史を物語る多くの記録文書が収蔵されている
大池漁業記念碑 昭和11年建立
巨椋池
万葉の昔より詩歌、文藝にあらわれた巨椋池は、古くから洛南の名勝地として知られ、古代よりわが国の歴史とともに歩んできた池沼であった。淀、木津、桂の三川が合流して一大遊水地帯をなし、舟運の要衝であったが、沿岸住民は度重なる水害に悩まされていた。近時沿岸町村間に開墾干拓の希望が勃発し、昭和16年干拓工事の完成と見、現在の美田約7百ヘクタールが出現し米3万石が産出されるようになった。昭和28年9月25日、13号台風により淀川堤防が決壊、濁水が干拓田に流入、接続地とともに水没し昔時の巨椋池の再現を思わした。
その時の水位がこの碑の頂点である。
巨椋池土地改良区理事長 池本樽三郎
川魚商 昭和12年建立
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