梅之宮神社
大原八箇町の産土神である江文神社(左京区大原野村町)の境外摂社で、祭神は木花咲耶姫、江文神社の妻女を祀ったと伝わることから、姫宮とも呼ばれている。
毎年5月5日に行われる大長瀬祭は当社の例祭で、大原八箇町の輪番によって、太鼓を伴った神輿一基が、素襖で正装した氏子に担がれ町内に出御する。4日の江文神社例祭(太原祭)に引き続いて催行されるが、昭和30年頃までは15日が大原祭、16日が大長瀬祭であった。延宝4年(1676)の『日次記事』によれば、当時は梅宮祭と称して旧暦3月3日に神輿出御、5日に還幸があった。
山中に鎮座する江文神社に対し、里の中に鎮座する当社は、姫宮という性格とあいまって、小社ながら大原の人々に長く親しまれてきた。大原は江文、梅之宮の両社に守られてきた地域と言えるであろう。
大原小学校創立跡 明治8年5月18日(1875年)
石碑 前回の記事 ⇒ 石碑木津川0209 木津町役場跡
神社 前回の記事 ⇒ 神社木津川0202 木津川 天王神社
関連記事 ⇒ 神社左0132 江文神社
下の地図のユーザー地図 の囲みをクリックすると 付近の記事が探せます