少し前、大阪府の私立高校が
授業料助成金額が増えたので、
公立から私立に生徒が流れつつある、
ネットニュースを目にしました。
また、公立高校でタブレット必須となり、
保護者はタブレット関連商品で、
10万円出費が痛いニュースも、
最近目にしました。
高校進学基準は、
特に都市部は私立が多いので、
授業料基準にしている家庭もあります。
助成が増えて同じぐらいなら、
私立もいいかも!となるのかもしれません。
わが子は、私立中高一貫校に進学しましたが、
実際通わせると、授業料どころの話ではない。
と気がつきます。
授業料は、年収960万円未満の世帯に
助成があるので、
私の住んでいる地域は、
段階で金額に差がありますが、
ほとんど助成対象でした。
ここは、結構意外でした。
ただ私立ならではのこともあります。
教材費が、文科省認可でなくてもいいので、
私立は高めのものを採用する学校もあります。
また、授業も教科書に沿ってしない学校もあります。
私立のスポーツ校は、強豪が多く、
子どもが入っていれば、
その出費もかなり掛かりますが、
その他生徒の保護者も寄付を求められることも多いです。
わが子の通学している学校だけがそうなのか?
わかりませんが、
参考書や問題集、学校斡旋以外で買う場合、
自分で調べて買わないといけません。
周囲の公立高校は、
学校が紹介し、本屋さんが来て
クラスに合った書籍を
購入します。
※親に連絡が着て一斉購入
春先購入の教科書や副教材とは別
これは、周囲に、大きな書店がないと言うこともあります。
家庭教師二人は、
「本屋で自分で探して買う?」
という行為に驚いていました。
家庭教師二人のいた学校は、
教員に相談すると、
3冊ぐらい見せて、
「今の君のレベルなら、これがいいかもしれない。
問題が解けるようになったら、
これの応用編を買ってしなさい。
わからないところは、質問に来て。
あとは、これもいいと思う。
この問題集は、〇〇問題が豊富で…」
など、紹介され、ネットや本屋で買っていたそうです。
ネットなどは問題集がかなりあり、
まず自分のレベルをはっきり把握していない
生徒が選択するのは、かなり
難しいそうです。
また、わが子の学校は、私立受験も公立受験も相談に乗りません。
こちらが受けたいと言えば、
「レベル的に高すぎる」
など口に出しても、
「あなたにはこの大学のほうがいいでは?」
など、提案されません。
ですから、親子で相談して決め、
自分で受験の手配をします。
これには、家庭教師は唖然としていました。
ふたりのいた学校は、相談に乗り、
提案されていたそうです。
ですから、オープンもやみくもに
行かなくて済んだそうです。
ちなみにふたりは、
京都と愛知の公立高校出身です。
また、学校行事も公立とは差がある場合もあります。
わが子の修学旅行は語学研修で、
海外に行きました。
港区みたいに助成はなく(笑)、
全て授業料から積み立て、
円安で足りない分10万円、
中高2回出しています。
それ以外にも、パスポートや服飾品など、
かなり掛かりました。
また、学校が校外参加型行事が熱心だと、
10万円規模の出費は、
年に数回あります。
わが子はコロナの時期だったので、
勉強合宿も県外体験合宿もありませんでした。
ですが、後輩たちはかなりしています。
先日オセアニア語学研修から帰国して間がないのに、
来月は九州の世界遺産の勉強に行きます。
と、想像していないお金が出ていきます。
ですから、そういう費用を躊躇なく
払えるご家庭でないと、
やむを得ず子どもは不参加となるのです。
人のお金の価値観は、本当にわかりません。
BMWに親は乗っているのに、
10万円出せなくて、語学研修に行けれなかった
子どももいます。
授業料助成だけでなく、
色々な費用を、検討してみてください。
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