わが子の通学する私立中高一貫校は、
2年前にタブレット授業が導入されました。
でも、これは全学年ではなく、
今年卒業した新大学生はしていません。
多分タッチペン付きで
5万円ぐらいだったかと記憶しています。
公立高校は、
「クロムブック」
というノートパソコンタイプを使用しているようです。
恐らく入札商品と推察します。
値段は同じぐらいなようです。
問題は使用方法です。
わが子の通学する私立中高一貫校の場合、
もうほぼ教科書もノートも使用しません。
一部の教科でプリントを使用しますが、
全部タブレットです。
学校からの配布プリントはなくなり、
親のスマホに情報は、
入学した時から飛んできていましたが、
今は子どもにも配布されません。
タブレットに共有されるようになりました。
近隣の公立高校は…
学校の情報は、クロムブックに飛んできます。
例えば、教科書販売や学校行事など。
でも、授業は基本使用しません。
教科書・ノート・プリントを使用。
宿題が一部使用する程度。
コロナになったとき、
自宅待機の時には使用したようですが、
基本は昔ながらの授業です。
そもそもなぜ政府はタブレット授業を勧めたのか?
ペーパーレスや世界的にITに遅れを取っていると感じたからです。
だから、入試も「情報」を取り扱うことにしたのでしょう。
でも、実際タブレットを使用するとわかりますが、
書きのほうは、字が潰れてしまったり、
見にくいので、適切とは言えません。
また、ペーパーレスはごみや経費削減にはとてもいいのですが、
環境的にいいのか?は別問題です。
住友林業のCMにもありますが、
木と言うのは育つまでに
非常に時間がかかります。
台風や土砂災害対策に
山にはたくさんの木々がありますが、
古くなると伐採にし、それが紙や割りばしとなります。
でも、マイ箸、ペーパーレスが、
今後さらに加速すると、
その木々利用方法をどうするのか?
利用しないのなら、植樹も必要なくなってしまいます。
それに、入試は、最初はタブレット案も
一時浮上しましたが、
結局は紙で落ち着きました。
また、最大の弱点は、
メディア依存症の加速です。
わが子もその一人で、
授業中などは学校側も管理していますが、
自宅に帰れば好きに使えます。
関係ないアプリを入れ、
遊ぶことも出来てしまいます。
※授業中使っている生徒もかなりいました
前回人権学習で、
「タブレットを適切に使用できていない」
と、中学部の担任が話していました。
親は、子どもが、
「宿題をしている。学校の勉強」
と言われれば、それが事実かどうか調べるのは、
まず困難なのです。
わが子が今後どうしていくのか?
かなりの頭痛のタネになっています。
恐らく近隣の公立高校は
政府が言うから使用しているだけで、
授業としては活用しているとは言い難い。
でも、実際ペーパーテストをするのだから、
その程度の方法で良かったのでは?
と思っています。
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