ko-ichiが旅立って
2月も後半のある日
ふと目に留まったこの案内。
佐渡へは鼓童を聴き
によく行ったっけなぁ~、
公演も一時は東京でもよく行った
なんてぼんやり思ってた。
そんなこと考えているうちに
急に佐渡へ行って
聴きたくなった、
思い出に浸りたくなってきて。
どらさんを誘う
かと言って、一人で行くのも寂しいし。
ブログに度々コメントを寄せてくださる
どらさんがくださったメールに
「落ち着かれたら旅に出ましょ」
と書かれていたのに期待してお誘いしてみたら
了解してくださった。
佐渡へ
上野駅から上越新幹線ときに乗って
新潟へ向かう。
佐渡汽船の新潟港で初めての顔合わせ。
お互いすぐに分かりました
船を待つ間、そして両津港に向かって走る
ジェットフォイルに乗ってからも
ふたりでいろんな話をして。
そうしている間に、山に雪を頂いた
佐渡島が見えてきました。
両津港に到着。
車を借り、この日泊まる宿にいったん荷物を置き
早速宿根木に向かいます。
鼓童 佐渡特別公演
宿根木はかつて北前船の寄港地としても栄えた地
そんな場所に建つ宿根木公会堂は
芝居小屋としても栄えたそう。
『佐渡乃國 鼓童』と染め上げられたのぼりが
観客を出迎えてくれました。
演奏が始まったらko-ichiと聞いた懐かしさが
込み上げてきて感極まりました。
それに楽しそうな顔をして
会場の上の方で一緒に聞いているような気がして。
数年前聴いたあの日あのままの鼓童の演奏。
身体全体に響く太鼓の音、優しく心に染み入る歌声。
終演後は鼓童の若き研修生たちが
お見送りに演奏してくれました。
ko-ichiの従妹ということで親しくさせていただいている
鼓童の藤本容子さんと吉利さんも傍に来てくださって。
みんなこうしてko-ichiとのご縁で
つながっているんだなぁと実感しています。
つづきます。