工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

上村松園、秋野不矩などの、女流画家の絵はやさしく心にしみわたる!

2010年07月13日 | Weblog
ボストン美術館展が開催されている、京都市美術館で「京閨秀・女流・女性画家」展が

9月5日まで、開催されていて、ついでに位の気持で、見に行き、感銘を受けました。

京都は、古くから多くの女性画家を育んできた土地ですが、今回、展示されていた絵の

女性画家は上村松園、広田多津、由利本景子、梶原緋左子、などの、京都にゆかりのあった

画家達の作品でした。女性の美人画が多く、その美しい絵は、心なごませてくれました。

梶原緋左子さんの絵の中で、庶民の女性を描いた、せきららな絵は、醜さや老いをリアル

に表して、大正時代の作品としては、異色の画家と、驚かされます。

秋野不矩さんの、インドの風景をまぶしい光と影で表した絵は、スケールの大きさを

感じさせます! 会場は、ボストン美術館の喧騒とは対象的に、見る人も少なく、閑散

としてましたが、日本の女流画家の描く、日本画も、世界に誇る作品だと思いました!



看板


ポスター   梶原緋左子さんの作品


ポスター  美人画