工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

祇園祭り山鉾巡行は、動く美術館!夏空の下20万人の人出!

2010年07月18日 | Weblog
「人出は昨年より9万人多い47万人(京都府警発表)に上り、祭りムードはようやく

最高潮に達した。昼間の雨も夕方には小降りになり、山鉾町かいわいは、夜が深まるにつれ

て人出が増えた。四条通の長刀鉾や函谷鉾、月鉾の周辺をはじめ、数基の山鉾が一列に連な

る室町通や新町通も身動きが取れないほど混雑した。」  

上記は、京都新聞の宵山の記事です。  宵宵山などの、二日間は雨にたたられましたが、

最終宵山の16日は、すごい人出だったのですね!  行かなくて良かった!

17日の山鉾巡行の日は、梅雨明けで、33,5度の暑さでしたが、昨年行ってみて

見学の要領がわかったので、軽い脚立を持って、地下鉄駅の烏丸御池で降りて、地下鉄駅の

構内の 「SIZUYA」 で、昼食用のカルネ2ヶと、お茶を購入しました。

11時に、御池通の南側に行き、御池通の有料観覧席の後ろに脚立を置いて座り、次々と来

る鉾や山は、脚立の1段目に上がり、写真を撮りました! 

次の山鉾が、来るまで、脚立に座って、待ちます。

御池通の南側は、ビルや並木で、日陰になって、涼しいのです。

祇園祭りの山鉾は、山や鉾の形が1つずつ違い、暦史ある絢爛豪華(けんらんごうか)な

懸装(けそう)品をまとい、まさに動く美術館です.

コンコンチキチキの祇園ばやしも、鉾によって音色が違います!

くじとりしらずのいつも先頭を行く、長刀鉾から始まり、32基を全部見たら、2時間半

の時間が、かかりました。 1時半に地下鉄の烏丸御池駅にむかい、帰途につきました。

1番の見所の10トンを越す鉾を,90度方向て転換する 「辻回し」 は、車方が路面に

青竹を敷いて、水をまき、その上に車輪載せて豪快にすべらせていきます。

「辻回し」が行われる交差点は、すごい人波なので、交差点には行かないのですが、

来年は、20基位の巡行を見てから、観衆も次々と、帰っていくので、後半は、交差点まで

行って、空いて来た時間に、鉾の豪快な 「辻回し」 をぜひ見たい!


先頭の長刀鉾  11時に地下鉄から、地上に出たら、御池通、両替町通角を巡行して
いた!


孟宗山は、平山郁夫さんの図案の懸装(けそう)品


函谷鉾と四条傘鉾


屋根の上のかまきりが 動いています!  面白い!!


菊水鉾


御池通の山鉾巡行  青空の下、20万人の観光客!


暦史ある絢爛豪華(けんらんごうか)な懸装(けそう)品をまとい、まさに動く美術館です.
 

白楽天山


月鉾


放下鉾


役行者(えんのぎょうじゃ)山


新町通を曲がり、各町内に帰り、すぐに解体される!


鈴鹿山


黒主山


船鉾


船鉾って、後ろから見ても、すごいつくりですね!  おお!すご!!



軽い脚立持参で巡行見学! おばさんには2時間半の、立ちっぱなしは無理なので、椅子
がわりにもなる、すぐれもの!

今回は、パンフレットをもらわなかったので、山鉾の名前を間違ったのが、あるかもしれません!