工房八重の部屋

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「東大寺近現代の名品展」 は江戸時代以後の東大寺が所有する名品の展示展

2010年10月05日 | Weblog
「東大寺の近現代の名品」 展が、高島屋で五日まで、開催されていました。

東大寺の近年、著名な芸術家に寄って奉納された、美術品を数多く東大寺は、所有して

おり、平山郁夫画伯の東大寺の伽藍の絵は、素晴らしく、

江戸時代に描かれた、その大仏殿落慶供養図は、江戸時代の人々の様子が、興味深い、

屏風でした。

昭和を代表する名品は、1980年に大仏殿の大修理の完成を記念し、奉納された、

「華厳経」ということなので、どんなもの?と、興味シンシン!

「華厳経」は、いずれも、最初に平山郁夫画伯など、日本画の巨匠による見返し絵があり、

写経が、当代きっての書家達によってされた、何卷もある、写経の巻物でした。

古色蒼然とした、カビが生えていそうで、さわると崩れそうと、いった品物は無く??

近代、現代の名品ばかりの、展示会でした。

さすが東大寺、大仏殿が守りつづけられ、創建1250年の歴史ある寺だからこそ、

こういう名品が、奉納されるのですね!



ポスター