工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「時代祭」をアスニーの講座で受け、時代祭りの開催の大変さを感じました。

2010年10月15日 | Weblog
10月22日は、京都の三大祭の、時代祭りが開催されます。

午前に行われる平安神宮での祭事や、行列の模様のDVDによる映像や、その歴史、

いろいろなエピソードの講座は、ユーモアを交えながらで、時代祭が、理解出来て、

楽しい講座でした。

明治になり、京都は衰退し、活性化のため、博覧会を誘致し、その時に平安神宮などが、

造営されましたが、桓武天皇から、京都に都があった千年間の衣装の変遷を、

行列にするという、時代祭が、提案され、明治28年から始まりました。

時代祭行列は、京都全市域からなる市民組織「平安講社」(全10社)によって、

運営されています。

当初は6列、人員500名の規模でしたが、現在では明治維新時代、江戸時代、

安土桃山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代の8つの時代を、

20の行列に分けて、1列ずつ担当しているほか、江戸時代婦人列、中世婦人列、

平安時代婦人列は、京都の5花街が、輪番でご奉仕されるなど、総勢で約2000名もの

人々が参加する、一大行列となっているとのことです。

京都市の、全区が、各区を10社に分けて、各区が、負担していることを、

住んでいる山科の町内には、寄付の要望が回ってこないので、知りませんでした。

毎年、古くなった衣装は、京都の伝統工芸の力で、次々と新調されたりして、

お祭りには、莫大な費用がかかります。

京都に住んでいると、いつでも行けると思い、行かない事多いのですが、

22日(金)の時代祭には、行ってみましょう! 

今回得た知識で、より興味深い時代祭の見学に、なるかもしれない!!!



橘大学の名誉教授の、猪熊氏の講座。 とてもわかり易く、楽しい講座でした。


平安神宮のご祭神である、鳳輦(みこし)


宮司


神幸列



神 幸 祭
2基のご鳳輦に御霊代(桓武天皇)を、お遷しする


和宮


棒振り
その練習風景をDVDで見た! 準備の大変さが、わかる!


流鏑馬


大名


大名















牛車の牛は、現代は肉牛や乳牛で、荷物を引く牛でないので、訓練が大変とのこと
です。 
他の祭りの時に、人が牛の手綱をとり、歩いて、傍らの牛車を、人が引いている
光景に、???でしたが、今回に納得できました。