工房八重の部屋

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「高島屋百華展」は横山大観、富岡鉄斎を始め一流の画家等の、すごい展示会

2010年10月17日 | Weblog
京都市美術館で、29日まで 「高島屋百華展」 が、開催されています。

高島屋は、1831年呉服屋として、創業され、百貨店として現在に至っています。

今回の展示会見て、富岡鉄斎、横山大観、前田青頓、奥田土牛を始めとする、

近代美術の一流の画家の絵を所蔵し、それらの画家達に描かせた、扇子や団扇を

得意先用に作った原画が展示され、着物の柄の絵も、一流の画家に描かせたのを見て、

百貨店という所は、かっては、巨大な販売力があり、仕入れも一流のところから出来た、

力を持っていたことが、この展示会が、表しています。

明治、大正時代からのポスターなど、ポスターのコレクションも、今は文化財ですね!

これらの膨大なコレクションを収めるために、大阪高島屋別館に、高島屋資料館が、

1970年に設立されています。

現在、百貨店以外にも、ネット販売や、コンビニ、スーパーなのが出来ている時代です。

景気の低迷が、長引く現代、百貨店も採算の合わない店は、閉店になっていく厳しい現状

になっていますので、老舗の百貨店が、過去いかに力を持っていたか! を
 
忘れ去れがちですが、今回のコレクション見て、百貨店が長い歴史があり、

過去には、大きな販売力があった事を、実感しました。



カタログ















これらの映像は、DVDで高島屋のコレクションを紹介した映像です。