工房八重の部屋

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「達磨寺」の達磨に圧倒される!大願叶ったら目を入れるのは何故?

2012年01月09日 | Weblog
達磨寺は、臨済宗妙心寺派別格地の古刹で、通称「達磨寺」と呼ばれて、

享保12年(1727)大愚和尚を開山とし、

開基荒木宗禎に帰依を受けた、万海和尚が創立した寺とのこと。
 
三国随一といわれる起き上がりの達磨をはじめ、諸願成就に奉納された八千体に及ぶ

達磨をまつる達磨堂は特に有名です。  どんな寺?と参拝に行ってきました。

よく選挙に当選した方が、目を入れている記事ありますが、起き上がり達磨堂には

大願が叶い、両目が入った達磨が、沢山奉納されていました。

本尊達磨大師の目は、「心の眼を開けて、真実を見なさい、うそいつわりは人間の恥で

す。人の踏み台になっても人を踏み台にしてはいけませんぞ」と教えてくださいます。」

とのことです。

禅家ではお正月にはまず「達磨大師」の図像を飾るところが多く、これは

「達磨」が仏法を意味することと、これらは「七転八起」「堅忍不抜」

「努力無尽」「慈悲円満」等々の精神求道の心からに外ならない尊い

「達磨」の教えを体得して、「不動、不屈の精神」を養おうとするものだそうです。

達磨に関するホームぺージはクリックするとリンク出来ます)


達磨寺の門


参道


座っている達磨  達磨って何んとなくユーモラスです


起き上がり達磨堂


入口には起き上がり達磨
(堂内の説明板から)
「このお堂は、起き上がりのお相をされている達磨大師をお祀りする有り難いお堂です。手足を包んで倒れない起き上がりのお相を表しておられ、インド・中国・最初にして随一の「だるまさん」です。


達磨堂内部
ここには三国随一という起き上がりだるまを中心に、全国から諸願成就に奉納された
達磨をおよそ八千余を祀っています。  両目ある達磨に納得!


境内


あずまや  門の中には、庭園などがあるそうですが、公開はされていませんでした。


庫裏