工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京の冬の旅、初公開の長講堂で後白河法王坐像を拝見!

2012年01月19日 | Weblog
長講堂は、今回の京の冬の旅で初公開とのことです。

五条の人・まち交流館近くの河原町通を西に入った、町中にある寺です。

看板には、御影堂に安置された後白河法王坐像の写真の看板がありました。

長講堂は、寿永2年(1183年)に、後白河法皇が六条御所内に持仏堂を建てたのが始まり

で、後白河法皇が、莫大な寺領を長講堂に寄進し経済的基礎を築いた寺とのことです。

長講堂は、もとは六条西洞院にあったが、再三にわたる火災により何度も移転し、

天正6年(1578年)に豊臣秀吉によって現在地に移され、現在は小さな町の寺

といった風情で、今回の 京の冬の旅で特別公開されたのは、大河ドラマの清盛ゆかり

の後白河法王の持仏堂だった!ということでしょう!

御影堂には、江戸初期に造られた後白河法皇坐像が安置されていて、長らく院政に

たずさわった法王の面影がうかがえました。

後白河法皇坐像は、毎年4月13日の法王忌にのみ公開されるとのことです。

本堂には平安時代の本尊の阿弥陀三尊像が祀られていました。


長講堂が見えてきました。どんな寺なのでしょうか?


看板には 後白河法皇坐像の写真が!





長講堂の説明文


門から見える境内 今は町中にある寺といった風情の寺です。


本堂と境内


格式ある玄関