工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

高島屋の「昭和幻風景ジオラマ展」風景はレトロな中にも風情あり素晴らしい

2013年03月13日 | Weblog
高島屋の「昭和幻風景ジオラマ展」の券を、友人からいただき、

3月11日(月)の最終日に行きました。

作家は山本高樹氏です。

NHKの朝ドラの梅ちゃん先生の、オープニングタイトルバックで昭和30年代の懐かしい

町並みを再現したジオラマなどを製作された方です。

山本氏は、映画やテレビ、CMなどのセットや特撮美術を手がける映像美術の世界に

携わってきましたが、1990年代の初頭から古い町並みや建築、文化に興味を持ち、

各地を取材旅行し、その後2001年より「昭和の町並み」とそこで繰り広げられる

庶民の暮らしを、ジオラマの世界で作り続けてた方だそうです。

「昭和幻風景ジオラマ展」は、高度成長期の活気ある「上野」「有楽町」「銀座」

「新宿」「浅草」といった東京の街昭和の歓楽街などを含む、

約30点の作品が展示されていました。

烏丸通りにある京都高島屋は、昔は3階建の建物だったのですね! 

階段のある高台の建物や、川のそばにある建物などに配置された人形達!!!

その発想力の素晴らしさ、すぐれた感覚、技術に脱帽! 

レトロな風呂やの中が、脱衣所や風呂場に居ている人達までの、リアルに表情豊かな

人形で表現されていました。

その精密度が素晴らしく、風景はレトロな中にも風情があり、魅せられてしまいました。

行こうか?迷っていた時に券をいただき、後押しされた形で行きましたが、

素晴らしい「昭和幻風景ジオラマ展」が拝見できたので、友人に感謝です。


ポスター
作家は山本高樹氏で、朝ドラの梅ちゃん先生のタイトルバックでおなじみの方です


ポスター
雪のある風景!