11月11日にロイターが伝えたところでは、韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、光州地裁は11日、乗客を救助せずに船を脱出したとして殺人罪などに問われた船長イ・ジュンソク被告(69)について、殺人罪は認めず、遺棄致死罪などで懲役36年(求刑死刑)の判決を言い渡した。
負傷した同僚を見捨てて逃げたとして殺人罪に問われた機関長パク・キホ被告(54)については同罪を認めて懲役30年を、ほかの乗組員13人には遺棄致死罪などで懲役20~5年を言い渡した。
乗客乗員476人を乗せた同船は4月16日、ソウル近郊の仁川を出発し済州島へ向かっていたところ、転覆・沈没した。救出されたのは172人のみだった。乗組員らは多くの乗客を船内に残して、逃げ出した疑いが持たれていた。
判決理由で林正ヨプ裁判長は、乗客に「船内で待機せよ」との命令を出した後、脱出命令も出すよう乗組員に指示したとのイ被告の主張を認定。
一方、韓国の李柱栄海洋水産相は11日、行方不明者9人の捜索を打ち切ると発表した。
韓国メディアなどによると、遺族はこの判決に不満で控訴する意向という。
しかし、依然としてセウォル号の沈没原因は「未公表」で、救難救助の遅れや能力不足も明らかにも関わらず、その教訓や改善策すら示されることがない。
その後も、「ニダの斜塔事件」「ソウル地下鉄事故」「地下駐車場排気口の蓋に人が乗り転落死亡事故」「ギャラクシー爆発発火事故」「仁川アジア大会の傍若無人ぶり」など、安全やルールを無視したツケが韓国社会や韓国そのものの地位低下を助長し、韓国社会そのものに深刻な打撃を与えている。
何故なのか?
その理由は、韓国や韓国社会が、見栄を重視して中身を軽視する、虚偽の深い闇の中に沈んでいるからだ。
セウォル号沈没事故に関しては、本ブログ記事、特に詳細な分析記事は有料記事に掲載しているので、そちらをご参照願いたい。
ただ、一言で言えば、セウォル号沈没事故には政治や国際社会を巻き込んだ「公表出来ない内容」が多くあることは事実である。
まるで、今年に入ってマレーシア航空機の「撃墜」「行方不明」事件が2件も発生している
状況と非常に良く似ている。
一方、セウォル号で死亡した方の遺族や関係者には悪いが、まるで社会の「特権階級」の振る舞いや言動を示しているのも頂けない。
一体、韓国人は何様のつもりなのか??と思われても仕方が無いだろう。
韓国人の識者は、「韓国人は皆、一人一人が世界の王様と思っている」と深く嘆く。
その自意識過剰が、実態のない捏造従軍慰安婦や在日韓国・朝鮮人のタカリ問題などを招き、世界的に徹底的な糾弾と攻撃に曝されている。
朴槿恵大統領を選挙で選ぶなど、愚民政治の象徴そのものではないか。
筆者は、韓国朝鮮人のこの自意識過剰の考え方は、国家が破綻するまで、いや、破綻しても人のせいにするので自己改革や意識改革は不可能と見る。
韓国の歪んだ価値観や社会を正すには、1979年に暗殺された朴正煕大統領のような強力で有能な指導者が政治や社会を徹底的に改革するか、外部からの徹底的なたたき直しをするしかない。
韓国人の識者には、もう少し将来の展望を拓ける人材や政治家の育成をして頂きたい。
急がないと、韓国そのものが立ちゆかなくなりますよ。
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日本が必死になって武器の国産化や新規開発を増やし続ける理由 その3
日本の武器は、何故必死になって国産化や新規開発の案件などを増やし続けているのか?
それは、根本的な原因と時代背景、国家戦略があるのです。
一部の軍事評論家を含めて、識者などでも誤解が多い分野ですので、以下に真実の姿を公表したいと存じます。
シリーズで日本の武器に関する記事の3回目、戦車に関する記事の続きです。
10式戦車は、第1世代の61式戦車、第2世代の74式戦車、そして第3世代90式戦車に続き、世界の第4世代のトップバッターを走る戦車です。
10式戦車の重量は約44tにも関わらず改良された国産120mm滑空砲を搭載し、90式戦車以上の装甲防御力を持つ。そして装甲は増強モジュラー装甲を採用し、性能向上や任務別に装甲防御力を向上させることも可能なように設計・製造された日本初の戦車です。
自動標準装置も90式を凌ぐ性能で、日本の戦車では初めて冷暖房完備、パネルディスプレイにて指揮命令や敵情報などを共有できるC4Iや効率的な統合指揮作戦が可能になりました。
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