新生日本情報局

日本の新生のための情報局です。日本の素晴らしさや世界の政治・経済・軍事・外交・技術等を独自のソースや分析でお伝えします。

あなたも皆さんも納得、不透明な世の中の動向に対処するには個人の安全保障も大切です!!

2022-06-09 00:00:00 | 防衛
本日は6月9日。
5月の末から日本列島は不安定な天気で、貴方も貴女も非常にお困りかと存じます。

筆者の住む東北地方、特に居住している山形やその周辺でも不安定な天気が続いています。

こうした中で、あなたに、そして皆さんに問います。
生活する上で一番大切なものは??

まずは衣食住、でしょうね。
それが安定しなければ、おちおち仕事も出来ません。

更に突き詰めて申し上げるならば、冷戦の時期から芽生えてきた「個人の安全保障」の充実でしょう。
いくら衣食住や仕事が絶対に安心安定であっても、治安が悪い、いつ何時、崖崩れや水害・津波等に耐えられない地域に住んでいる、何時どこからテロ攻撃だ、ミサイル攻撃等を受けるか分からない地域に住む事は、貴方も貴女も、皆さんも本心から敬遠するでしょう。

しかし、現実は違います。
例えば我が日本ですら、水害のリスクがある地域に居住している人が4700万人という報道も6月になされています。

更に21世紀型の新たなテロ事件や東日本大震災等の大災害の頻発、新型コロナ禍等のリスクも高まっています。

これで良いはずはありません!!
やはり、基本的に何を守るか、を考えねばなりません!!

6月6日06時00分にDIAMOND ONLINEがmsnにて「「上海は大好き、でももう疲れた」中国の若者がまた1人、夢を諦め脱出したワケ」の題で次のように指摘しています。

『6月1日、中国・上海で約2カ月間にわたって実施されていたロックダウンが解除された。街は活気を取り戻しつつあるが、長らく続いた厳しい生活に耐えきれず街を去った人は少なくない。特に、深刻な就職難に悩む若者たちによる「上海離れ」が加速しているようだ。(日中福祉プランニング代表 王 青)

中国の若者、約5人に1人が失業

深刻な就職難で強まる“安泰”志向

 5月16日、中国国家統計局は4月の失業率が6.1%に上昇したと発表した。特に若者の失業率の高さが深刻で、同月における16~24歳の失業率は18.2%と、統計開始以来、最も高い数値を記録したという。16~24歳の若者のうち、約5人に1人が職に就いていないことになる。

 加えて先日、中国教育部が発表した今年の大学新卒者の数は、前年より167万人増加。史上初めて1000万人を突破し、1076万人となった。

 中国最大手の人材会社「智聯招聘(ズーリェンザオピン)」が5月17日に発表した「2022年大学新卒の就業報告」によると、発表日の時点での内定率は男性が22%、女性が10%だった。いずれも低い水準だという。同時に、5月に入ってから中国経済が急速に悪化していることが、さまざまな経済指標で明らかになっている。

 筆者の知人である上海の名門大学の幹部も、「今年は卒業生の就職が最も厳しい年となる」と断言。「本校でも卒業したと同時に失業者となる学生が少なくない」と話す。

(中略)

6月に入ってからロックダウンが解除された上海だが、当時ではまだ封鎖解除に至らずロックダウン下だった。そもそも、自宅から一歩も出られない中で、どうやって外出し、上海を離れることができたのだろうか。

 筆者の友人である林さん(仮名)も「離滬潮」の中の一人だった。

「上海を出るための壁は、あまりにも厚いものでした。例えば、以下のことをクリアしなければなりませんでした。

(1)「健康コード」アプリは緑色(危険度が低いというサイン)、(2)48時間以内のPCR検査での陰性証明、(3)24時間以内の抗原検査での陰性証明、(4)行き先の政府が発行する受付証明、(5)(4)を基に上海の自宅所在地の居民委員会が発行する外出許可(時効あり)、(6)『上海ロックダウンが解除されるまで上海へ戻らない』という旨の本人がサインした誓約書……。これらに加えて、目的地に着いてから14日間の隔離が義務付けられています。もちろん費用は自己負担です」

 林さんは20代後半の女性で、カフェ調理師として上海で働いていた。彼女は以前、四川省にある高齢者住宅関連企業に勤めていたが、会社を辞めてカフェ調理師の資格を取った後、上海にやってきた。

 上海は中国きってのコーヒー文化の街だ。現在、上海には約7000軒のカフェがあり、都市として世界一の数を誇る。コーヒー好きの林さんは、上海で修業して実績を積んだら、将来この地で自分の店を持ちたいという夢を抱き、上海の旧フランス租界に位置するおしゃれなカフェで店長として働いていた。

 筆者も何度か店を訪ねたことがあるが、彼女のコーヒーに注ぐ情熱や生き生きと働く姿がとても印象的だった。彼女はいつも、「上海はまさに自分に一番合う街で、大好き。自分の店を持つ目標に向かって頑張ります」と語っていた。

大好きな上海、でも「もう疲れた」

憧れの街から去る若者たち

 それなのに、なぜ、ここまで煩雑な手続きや金銭的な負担をしてでも、夢を諦めて「大好きな上海」を離れようとするのか――。筆者は知りたかった。

 その背景には、やはりコロナ禍、そしてロックダウン下での想像を絶する厳しい生活があった。

「実は、ロックダウンの前からコロナの影響で、カフェの営業は不安定でした。ロックダウンとなってからは、このざまです。収入はゼロ。オーナーからは、もう既に何カ月も前から赤字が続いていて、これ以上店の家賃や人件費を払えない、店じまいすると告げられていました。

 このまま上海に残っても、すぐに新しい仕事が見つかるとは限らないし、借りているアパートの家賃や光熱費、生活費だけがかさみ、とても無理です。このロックダウンの2カ月間は食べることで精いっぱいで、食材だけで予算より多く出費してしまいました。何よりも、今回のことで上海には深く失望しました。もう疲れた。文句を言う気力さえないです……」

 林さんは、ため息交じりに語った。今後については、「とりあえず実家に帰ってゆっくり考えたい」と話した。

 SNS上の投稿などを見ると、林さんと同じ思いをしている若者が少なくないことが分かる。「焦燥」「恐怖」「不安」「疲弊」「失望」「絶望」……といった単語が多くの投稿で見られた。ロックダウン下でたくさんの零細企業が倒産に追い込まれたことで、失業者が大量発生。林さんはまさにその一人だった。

 中国最大の国際都市、上海。その開かれた雰囲気や西洋の文化が入り混じった気質から、地方都市や農村部の若者にとっては憧れの地だ。上海の大学に進学できることや上海で就職できることは、本人はもちろん一族にとっても誇り高いことだった。

 ところが、急激な発展を背景にインフレが進み、不動産価格は異様なまで高騰した。一生お金をためても家を買えない。給料の大半が家賃に費やされてしまう……。そのため、近年、「上海は住みにくい」と感じた多くの若者が、上海を離れて「二線都市」に移り住む流れができ始めていた。今回のロックダウンでは、その流れが一気に加速したといえるだろう。

 6月1日、上海ではロックダウンが解除された。活気を取り戻していく中で、上海を離れていた若者たちは戻ってくるのだろうか。あるいは、一度加速し始めた「脱出」の流れは変わることはないのだろうか。この変化は、上海という街にも大きな影響を与えそうだ。』

飛ぶ鳥を落とす勢いであった中国の、更にトップを走っていた上海がこのような状況では、中国の経済や社会は内向きになり、しぼむしかないでしょう。


そして、我が国日本では、燃料費や光熱費のみならず、食糧等の値上げにも深刻さが増しています。

同日18時18分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「食材値上げ、卵やモヤシにも波及 不作や資材高騰で転嫁」の題で次のように指摘しています。

『値上がりしにくい〝価格の優等生〟とされる身近な食材価格が上昇している。平年の倍以上で高止まるタマネギをはじめ、卵やモヤシにまで値上げが及ぶ。客寄せの目玉となる卵などは「安いから売れる」メリットも大きく、小売店や生産者は値上げをためらう。だが、足元の燃料や資材価格の高騰に耐え切れず、やむなくその上昇分の価格転嫁が進む。生産者の負担が軽減される一方、消費者の負担は増えるため、双方のジレンマも垣間見える。

ここに来て、お買い得品の象徴の卵やモヤシの価格までジワリと上がり始めている。卸し最大手の「JA全農たまご」は4月、約14年ぶりに出荷価格の引き上げを発表。卵の卸売価格は5月時点で1キロ当たり219円(Mサイズ、東京地区)で、最近5年の平均(約190円)を上回る。

背景にあるのは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で穀物大国の両国からの輸出が激減し、穀物を原材料に含む鶏の配合飼料が高騰したことだ。卵の生産費は約6割を飼料代が占めるだけに、生産者の負担が急激に増した。同社は「昨年の鳥インフルエンザの影響で生産が回復していない地域もあり、飼料価格の高騰も考慮すれば、今後も卵の価格が上がる」と話す。

生産者にとって深刻な状況はモヤシも同じだ。生産資材の高騰や円安に加え、主原料の中国産の緑豆の価格が現地の作付面積の減少や天候不順で、3~4年前に比べ5割程度上昇したことも追い打ちをかける。

全国の業界団体「工業組合もやし生産者協会」の林正二理事長は「あらゆる生産コストが上がっており、取引先には納入価格で1袋(200グラム)当たり最低2円程度の値上げをお願いしている」と話す。


だが、「モヤシは特に目玉商品となるので、1円でも安く売りたい」(都内スーパー)流通側は値上げに慎重だ。林氏は「販売力の強い北海道や関西、東海地方の巨大スーパーは、なかなか値上げ要望に応じてもらえない」と、思うように価格転嫁が進んでいない事情を打ち明ける。


一方、天候不順の影響で主要産地の北海道が不作となったタマネギは、平年の2倍以上の価格で推移する。農林水産省は「6月の出荷数量は平年並みで推移しているが、市場での不足感から引き合いが強く、価格は引き続き平年を上回る」と、高止まりがしばらく続くとみている。(西村利也)』


タマネギは米よりも収益が上がると、こめどころの東北地方でも転作される農家が出てきているくらいです。
タマネギに加えて、卵やもやし等の「物価の優等生」の食品まで値段が上げれば、朝昼晩のごはん、どうしましょうか、となりますよね(TT)。

そのような状況ならば、自分で育てられるもの、造れるものは造るしかありませんよ!!
やれる事をしなければ!!


あなたも皆さんも納得、不透明な世の中の動向に対処するには個人の安全保障も大切です!!

自分でやれる事をしましょう!!




山形にて「男爵いも」の花が咲き乱れている様子
出典:筆者撮影


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