商戦では夏物と冬物とに両極端化、中秋の名月の観賞もいい

朝晩は冷え込む時季になりましたね。

筆者の住む東北の山形では、これまでの猛暑や暑さは和らいだものの、日中はともかく日差しがキツい一方、朝晩の冷え込みが身体にこたえるような状況です。

貴方や貴女のお住まいの地域は如何でしょうか。

そのような中、商戦ですらも大きな変化が。


９月２４日１８時０５分に産経新聞がＹＡＨＯＯ！ＪＡＰＡＮニュースにて、「まだ売れる夏物、ビール活況　いきなり冬物商戦？」の題で次のように伝えました。

『９月下旬となっても最高気温が３０度を超える地域が多く見られ、全国的に厳しい残暑が続く中、夏物商品の需要は現在も堅調だ。百貨店では、例年は動き出すはずのコートなど秋冬物衣料の売れ行きが鈍く、日傘や日焼け止めといった夏物が売れ続ける。今シーズンは秋物商戦を飛び越え、いきなり冬物商戦を迎える可能性がある。

百貨店大手の松屋によると、女性用の靴で例年は９月頃から売れ始めるショートブーツなどの需要が鈍い一方で、夏に着用するパンプスが売れ続けている。

三越伊勢丹でも、コートなど秋冬物の売れ行きの初動は遅く、秋まで着られる薄手のアウターなどを求める人が増えている。

一方、ビール大手４社が今月１２日に発表した８月のビール系飲料の販売数量は、前年同月比５％増で２カ月連続プラス。猛暑や人出の回復もあり、特に外食向けの業務用は約３割も伸びた。

調査会社ＧｆＫジャパンによると、７～８月のエアコンの販売台数は前年同期比で２４％増えた。「電気代の高騰から省エネ性能の高い機種や、エアコン効率を高める扇風機やサーキュレーターは現在も売れている」（家電量販店のビックカメラ）という。（西村利也）』

猛暑や暑さが長期間続いた今年ならでは、とはとても言えない近年の気象状況を如実に反映していますね。


一方、同日１６時００分に日本気象協会ｔｅｎｋｉ．ｊｐが「9月29日は「中秋の名月」　3年連続で満月と同じ日に　次回は7年後　各地の天気は」の題で次のように伝えました。

『（前略）

9月29日(金)は「中秋の名月」
9月29日(金)は「中秋の名月」です。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」などとも呼ばれることもあります。

今年の「中秋の名月」は満月です。満月の瞬間は18時58分で、夜に昇ってくる名月がちょうど満月ということになります。2021年、2022年、2023年と3年連続で満月の日付と一致しますが、次に中秋の名月と満月の日付が一致するのは2030年9月12日と7年も先になります。

「中秋の名月」というと満月を思い浮かべる方も多いと思いますが、毎年必ず満月の日になるわけではありません。これは、中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まりますが、満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係で決まるからです。月の公転軌道は楕円形になっており、新月(朔)から満月(望)までにかかる日数は13.9日から15.6日と変化することが原因です。


各地の天気は?
29日の夜は、北海道や東北では、お月見を楽しめる所が多いでしょう。関東や北陸周辺では、薄雲が広がりますが、雲の間からチャンスありです。東海～九州は、晴れる所が多いですが、四国や九州南部など一部で雲が広がりやすいでしょう。沖縄は、よく見える所が多いでしょう。

なお、この予想は24日(日)のものです。週間予報は、先になるほど変わる可能性があります。最新の予報をご確認ください。』

まだまだ日中は暑い日は続きますが、中秋の名月で秋を実感するのも、風流かと。


商戦では夏物と冬物とに両極端化、中秋の名月の観賞もいい



９月２４日時点での、９月２９日夜の予報
出典：日本気象協会ｔｅｎｋｉ．ｊｐ


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