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太陽光発電や小林製薬の紅麹問題も原理原則を守る姿勢が大事

2024-03-31 00:00:00 | 防衛
世の中、基本である原理原則は大切です。


貴方も貴女も良くご存じだとは思います。
例えば、手洗いなどの洗浄やその工程は、本当に大事です。


単に身体の問題のみならず、製品・部品の洗浄や医療・介護分野、食品製造等でも本当に大切な事です。
単純に見えるやり方や工程ほど、意外に難しいものなのです。


匠の技、とも言える面が隠されているのです。


今、世間を騒がせている太陽光発電などの「再生エネルギー」や、小林製薬の紅麹問題も、元を辿れば同じように、原理原則を守る姿勢がなっていないので発生しているのです!!




3月27日23時08分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「太陽光発電施設で爆発、消防隊員4人けが 鹿児島」の題で次のように伝えました。


『(前略)


27日午後6時10分ごろ、鹿児島県伊佐市大口大田の太陽光発電施設で「白煙が見える」と通行人から119番があった。鹿児島県警伊佐湧水署などによると、約40分後に施設で爆発があり、消火のため駆け付けていた地元消防の20~40代の男性隊員4人がやけどなどを負ったが、いずれも命に別条はない。


施設は「ハヤシエネルギーシステム」(鹿児島市)が所有。現場は伊佐市役所から北に約3キロの田んぼが広がる地域。』





太陽光システムの基本の問題は、「光で発電する」原理そのものにあります。
つまり、光がある限り発電し続けて止まる事がないので、喩えて言えば「エンジンが止まらない」状態になるのです。


ですから太陽光発電では、家屋の屋根等に設置した場所からの火災や、火災時の消火活動で感電事故、爆発事故が絶えないのです。


更に、現在普及している太陽光パネルは、10年で発電効率が30%程度劣化します。
太陽光パネルの設置による環境破壊や廃棄処理問題も年々深刻化している事は、従来に大型風車方式の風力発電問題同様、重大な社会問題です。





一方、小林製薬の紅麹問題は大きくなる一方です。


例えば、筆者の地元の山形県ですらも、同日23時13分に同メディアが「どぶろく自主回収 小林製薬の紅麹使用 山形県の尾花沢市ふるさと振興公社」の題で、製品を自主回収する事を決定した旨を報じました。


また、同日20時18分に同メディアが「発酵食品に使われてきた紅麹、伝統的製法に〝死角〟か 小林製薬のサプリ健康被害」の題で次のように指摘しています。




『(前略)


麹はコメや麦、大豆などの発酵に用いられ、みそ、しょうゆなどの発酵食品に利用されてきた。紅麹はコメを紅麹菌で発酵させた赤色の麹で、中国・台湾などで酒の醸造や薬膳の材料として用いられている。日本でも、沖縄の「豆腐よう」の製造に欠かせない。


近年の研究で、紅麹の成分に血液中の悪玉コレステロールを下げる作用が確認され、サプリ原料として利用が広まった。食品の着色や風味付けにも幅広く使われている。


ただ、一部の紅麹菌はカビ毒の「シトリニン」をつくる。欧州連合(EU)欧州委員会では紅麹由来のサプリメントでシトリニンの基準値を設定し、スイスでは紅麹を成分とする食品や薬品の売買は違法とされている。


小林製薬は平成28年にグンゼから紅麹事業の譲渡とともに譲り受けた紅麹菌株を使い、大阪工場(大阪市)でコメに紅麹菌を植え付けて培養する伝統的な「固体培養法」を採用。紅麹を粉末状にして出荷していた。液体の中で麹菌を繁殖させる「液体培養法」のような成分の濃縮が起こらないため安全としてきた。


小林製薬は「シトリニンをつくらないことが確認できた菌株を選定した」としており、健康被害の報告を受けた原料検査でもシトリニンは検出されなかった。ただ、一部で「未知の成分」が含まれていた。「細かな構造が把握できないが、カビから生成されるものと似ている」という。


企業向けに出荷した原料のうちサプリメント用からはこの未知の成分を検出したが、食品用には別の種類の原料を出荷しており、この成分が含まれないことを確認した。紅麹の製造で「死角」があったのか、一刻も早い解明が待たれる。(牛島要平)』




筆者も皆様もいつもお世話になっている米。
米の製造でも、収穫後、精米工程をしっかり管理しないとヒエや粟が入る事もあります。


パンに使用されるライ麦も、芽の処理をしっかりしておかないとその毒から酩酊状態になるなどの健康被害が出ます。
欧州では過去、製造のノウハウ不足等からそれらの被害が続出し、過去に「魔女」が出たのはライ麦の芽の処理がしっかりしていなかったのが要因の一つとすら言われています。


「海のミルク」とも言われるカキも、衛生面のみならず貝の毒素管理をしっかりして生産や食品製造をしておかないと危険です。


つまり、私達は多くの製造現場や医療現場などで原理原則をしっかり守る事で、日々の生活が成り立っているという、重要で重大な事実を忘れてはならないのです!!




太陽光発電や小林製薬の紅麹問題も原理原則を守る姿勢が大事






小林製薬の「あったらいいな をカタチにする」の基本ロゴ画像
出典:小林製薬 HP




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