既に2024年も仕事納めまで1ヶ月ですが、収まらないのが、いや、終結の見通しすら見えないのがロシアによるウクライナ侵攻です。
どうなるのでしょうか??
11月25日19時28分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「ロシアの最新式弾道ミサイルの残骸をウクライナが公開 マッハ11で飛行し着弾か」の題で「ウクライナ侵略」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。
『(前略)
ウクライナ当局は24日、ロシア軍が21日の攻撃に使用した最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」の残骸を米メディアなどに公開した。当局が回収した残骸は自動車のタイヤほどの焼け焦げた破片やワイヤなどで、今後詳細な分析を進める。ゼレンスキー大統領は24日、新たな防空システムの必要性を訴えた。
オレシニクはロシア南部アストラハン州から発射され、約15分間飛行。約800キロ離れたウクライナ東部ドニプロに着弾した。最高速度はマッハ11(音速の11倍)を超えたとされる。
(以下略)』
既に最近のロシアは、多くの報道等が為されているように、国内では情報統制を強め、批判の言動や反体制的な動きを徹底的に弾圧しつつ、北朝鮮から兵士を入れ参戦させるなど、「攻勢」を強めています。
一方、先端兵器や部品類については、日米欧等の世界の多くの国や地域からの制裁強化の煽りを受けて厳しい調達や生産を兵器のみならず、民生品を含めて強いられています。
石油生産プラント等の基本インフラの老朽化、70年前の兵器の戦場投入など、もうロシアは経済も社会も産業すらもボロボロになりつつありますね。
冒頭で取り上げた21日の攻撃に使用した最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」も、ある意味でロシアの窮状を糊塗する行動の一つでしょう。
ウクライナ側も苦しい面は同じです。
兵力不足、そして西側諸国からの兵器や資金支援はあるものの、欧米から輸入される調達兵器は、その大半が『在庫兵器処分品』であり、例えば米国から供与されたATACMSは初期バージョンに過ぎません。
兵器もミサイルを中心に、欧米諸国がいかに有事の際に生産体制や整備体制が整っていなかったかを、ロシアによるウクライナ侵攻が証明した程ですから。
水面下で進むウクライナ侵攻の終結への交渉。
間違い無く、米大統領に再選されたトランプ氏が、防衛力強化を含めて国力に応じた「負担」を求めてくるでしょう。
そうなると、我が日本がその矢面に立たされるのは間違いありません。
ロシアやその子分らを封じ込める最有力の要石こそが我が日本であり、防衛力強化も経済力強化も進めているのですから。
【時局直言】『トランプ再選』で変わるウクライナ情勢!!
日本も対応しなければなりません!!
11月22日時点でのロシアによるウクライナ侵略の状況
出典:防衛省・自衛隊HP
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