華やかなフィギュアスケートの世界は「現代の氷上バレエ」です。
2018年の平昌五輪での羽生結弦選手らの活躍は記憶に新しいところです。
そして、今、そのフィギュアスケートの世界は、全世界に大きな表の顔だけではなく、問題点も噴出し始めています。
そうです、これまでタブー視されてきた後継者問題や選手の若年齢化などの「選手の人材」の問題です。
12月19日12時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「氷上の花の命は短すぎて ザギトワ「引退」騒動、フィギュアの早すぎる世代交代」の題で「フィギュアスケート」の特集項目にて、次のように伝えました。
『シーズンまっただなかのフイギュアスケートで、2018年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(17)=ロシア=が突然、活動休止ともとれる発言をしたことが波紋を広げている。ザギトワ自身はその後、SNSで引退を否定したものの、今季は年下の選手の台頭で存在感が薄くなっていたのは事実だ。次々と10代半ばの選手が世界のトップに立つ女子フィギュア女子。ザギトワもこのまま世代交代の波に流されてしまうのだろうか。
真意はどこに
突然飛び出した「引退宣言」だった。
13日、ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の番組に出演したザギトワは「私は今後の国内選手権、欧州選手権、世界選手権に参加しない」と発言。「五輪や世界選手権で勝ち、人生における全てのものを手にした」としたうえで「練習が朝から夜に及ぶ生活に疲れた」とも述べた。
発言は事実上の引退宣言と受け止められ、数々の名選手を育てたロシアフィギュア界の重鎮、タチアナ・タラソワさん(72)は「彼女は大きな競技会には戻らないだろう。彼女の今後の人生が創造的であることを願う」とコメントした。
ところが2日後、ザギトワは自身のインスタグラムで「真意があまり伝わっていなかった」と一転して引退を否定。「表彰台の最も高いところにいるために、もっと練習しなければならない」とも記した。だが今後、本当に一線で活動を続けるのかは不透明なままだ。
歴史は繰り返す?
ザギトワの「引退宣言」が衝撃とともに、ある種の納得をもって受け止められたのは、今季のザギトワが置かれた立場に起因している。
ザギトワはシニアデビューした2017~18年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルを制すると、そのまま平昌五輪でも圧倒的な演技で金メダルを獲得。翌シーズンはトリプルアクセル(3回転半)を武器とする紀平梨花(17)にGPファイナルで敗れたものの世界選手権では優勝を飾り、わずか16歳で主要タイトルを全て制した。
だが、今季はロシアで同じエテリ・トゥトベリゼ・コーチ(45)に師事するアリョーナ・コストルナヤ(16)とアンナ・シェルバコワ(15)、アレクサンドラ・トルソワ(15)がシニアデビュー。ザギトワが身につけていない4回転など高難度のジャンプを駆使する3人はGPシリーズを席巻し、ファイナルでも表彰台を独占。ザギトワは最下位に終わった。
ザギトワ自身もテレビ出演の際、「ロシアのスケート界は若年化が進んでいる」と後輩の台頭がプレッシャーとなっていたことを明らかにしている。ジュニアから次々とデビューする後輩に押しやられる姿は、それまで世界選手権2連覇と向かうところ敵なしだったエフゲニア・メドベージェワ(20)が同門のザギトワに欧州選手権、平昌五輪と連敗し、トゥトベリゼコーチのもとを去った過去とも重なる。
歴代五輪女王も
ロシアでは、14年ソチ五輪に団体メンバーとして15歳で出場し、将来を嘱望されたユリア・リプニツカヤ(21)が17年に引退。その後、摂食障害を患っていたことを明かした。そのソチ五輪で金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワ(23)も引退こそしていないものの、16年以降、主要大会への出場を見送っている。
ただ歴代の五輪女王をみても、1994年リレハンメル五輪のオクサナ・バイウル(42)=ウクライナ=に98年長野五輪のタラ・リピンスキー(37)=米国、2002年ソルトレークシティー五輪のサラ・ヒューズ(34)=同=は、いずれも10代だったにもかかわらず五輪後まもなく引退。06年トリノ五輪を24歳の過去最年長で制した荒川静香(37)は例外的存在で、競技人生のピークを20歳前に迎えることが多い。
背景には引退してもプロスケーターとして安定した生活が見込めることもあるが、女性特有の成長に伴う体型の変化もある。競技の高難度化が進む一方で、高得点を稼げるジャンプやスピンには背が低く体重が軽いほうが有利とされる。ザギトワもこの2年足らずの間に身長が7センチ伸びたことで平昌五輪当時の演技を取り戻せなくなっているという。
五輪に4大会連続で出場したカロリナ・コストナー(32)=イタリア=は女性らしい華やかな演技で長くファンに愛された。現在はシーズン前年の7月1日時点で15歳になっていればシニアの大会に出場可能だが、タラソワ氏は現地メディアに年齢制限の引き上げが必要だと訴えている。』
こうして見れば、大変逆説的ではありますが、2006年のトリノ五輪で優勝し金メダルを獲得した荒川静香氏の偉大さが逆に分かろうと言うものでしょう。
つまり、フィギュアスケートの世界での若年齢化等の問題は、芸能界、特にアイドルやモデル等に見られる摂食障害、過度のダイエット、過酷な練習、教育、そして成長期特有の問題等の問題とある意味で同一直線上の問題なのです。
それだけ、世界は「新たなるアイドル」の視線を、AKB48グループの如く、フィギュアスケートの世界に求めているとも言えるでしょう!!
フィギュアスケートの世界は今やスポーツからAKB48グループの如く世界的アイドルだ!!
フィギュアスケート世界の問題もまた世界的な課題です!!
7月24日に安倍首相(右)を表敬訪問したザギトワ選手(左)
出典:首相官邸HP
正に、ザギトワ選手は外交特使の貫禄ですね!!
2018年2月28日、ロシアのプーチン大統領(左)を表敬訪問するザギトワ選手(右)
出典:ウィキペディア
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2018年の平昌五輪での羽生結弦選手らの活躍は記憶に新しいところです。
そして、今、そのフィギュアスケートの世界は、全世界に大きな表の顔だけではなく、問題点も噴出し始めています。
そうです、これまでタブー視されてきた後継者問題や選手の若年齢化などの「選手の人材」の問題です。
12月19日12時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「氷上の花の命は短すぎて ザギトワ「引退」騒動、フィギュアの早すぎる世代交代」の題で「フィギュアスケート」の特集項目にて、次のように伝えました。
『シーズンまっただなかのフイギュアスケートで、2018年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(17)=ロシア=が突然、活動休止ともとれる発言をしたことが波紋を広げている。ザギトワ自身はその後、SNSで引退を否定したものの、今季は年下の選手の台頭で存在感が薄くなっていたのは事実だ。次々と10代半ばの選手が世界のトップに立つ女子フィギュア女子。ザギトワもこのまま世代交代の波に流されてしまうのだろうか。
真意はどこに
突然飛び出した「引退宣言」だった。
13日、ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の番組に出演したザギトワは「私は今後の国内選手権、欧州選手権、世界選手権に参加しない」と発言。「五輪や世界選手権で勝ち、人生における全てのものを手にした」としたうえで「練習が朝から夜に及ぶ生活に疲れた」とも述べた。
発言は事実上の引退宣言と受け止められ、数々の名選手を育てたロシアフィギュア界の重鎮、タチアナ・タラソワさん(72)は「彼女は大きな競技会には戻らないだろう。彼女の今後の人生が創造的であることを願う」とコメントした。
ところが2日後、ザギトワは自身のインスタグラムで「真意があまり伝わっていなかった」と一転して引退を否定。「表彰台の最も高いところにいるために、もっと練習しなければならない」とも記した。だが今後、本当に一線で活動を続けるのかは不透明なままだ。
歴史は繰り返す?
ザギトワの「引退宣言」が衝撃とともに、ある種の納得をもって受け止められたのは、今季のザギトワが置かれた立場に起因している。
ザギトワはシニアデビューした2017~18年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルを制すると、そのまま平昌五輪でも圧倒的な演技で金メダルを獲得。翌シーズンはトリプルアクセル(3回転半)を武器とする紀平梨花(17)にGPファイナルで敗れたものの世界選手権では優勝を飾り、わずか16歳で主要タイトルを全て制した。
だが、今季はロシアで同じエテリ・トゥトベリゼ・コーチ(45)に師事するアリョーナ・コストルナヤ(16)とアンナ・シェルバコワ(15)、アレクサンドラ・トルソワ(15)がシニアデビュー。ザギトワが身につけていない4回転など高難度のジャンプを駆使する3人はGPシリーズを席巻し、ファイナルでも表彰台を独占。ザギトワは最下位に終わった。
ザギトワ自身もテレビ出演の際、「ロシアのスケート界は若年化が進んでいる」と後輩の台頭がプレッシャーとなっていたことを明らかにしている。ジュニアから次々とデビューする後輩に押しやられる姿は、それまで世界選手権2連覇と向かうところ敵なしだったエフゲニア・メドベージェワ(20)が同門のザギトワに欧州選手権、平昌五輪と連敗し、トゥトベリゼコーチのもとを去った過去とも重なる。
歴代五輪女王も
ロシアでは、14年ソチ五輪に団体メンバーとして15歳で出場し、将来を嘱望されたユリア・リプニツカヤ(21)が17年に引退。その後、摂食障害を患っていたことを明かした。そのソチ五輪で金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワ(23)も引退こそしていないものの、16年以降、主要大会への出場を見送っている。
ただ歴代の五輪女王をみても、1994年リレハンメル五輪のオクサナ・バイウル(42)=ウクライナ=に98年長野五輪のタラ・リピンスキー(37)=米国、2002年ソルトレークシティー五輪のサラ・ヒューズ(34)=同=は、いずれも10代だったにもかかわらず五輪後まもなく引退。06年トリノ五輪を24歳の過去最年長で制した荒川静香(37)は例外的存在で、競技人生のピークを20歳前に迎えることが多い。
背景には引退してもプロスケーターとして安定した生活が見込めることもあるが、女性特有の成長に伴う体型の変化もある。競技の高難度化が進む一方で、高得点を稼げるジャンプやスピンには背が低く体重が軽いほうが有利とされる。ザギトワもこの2年足らずの間に身長が7センチ伸びたことで平昌五輪当時の演技を取り戻せなくなっているという。
五輪に4大会連続で出場したカロリナ・コストナー(32)=イタリア=は女性らしい華やかな演技で長くファンに愛された。現在はシーズン前年の7月1日時点で15歳になっていればシニアの大会に出場可能だが、タラソワ氏は現地メディアに年齢制限の引き上げが必要だと訴えている。』
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つまり、フィギュアスケートの世界での若年齢化等の問題は、芸能界、特にアイドルやモデル等に見られる摂食障害、過度のダイエット、過酷な練習、教育、そして成長期特有の問題等の問題とある意味で同一直線上の問題なのです。
それだけ、世界は「新たなるアイドル」の視線を、AKB48グループの如く、フィギュアスケートの世界に求めているとも言えるでしょう!!
フィギュアスケートの世界は今やスポーツからAKB48グループの如く世界的アイドルだ!!
フィギュアスケート世界の問題もまた世界的な課題です!!
7月24日に安倍首相(右)を表敬訪問したザギトワ選手(左)
出典:首相官邸HP
正に、ザギトワ選手は外交特使の貫禄ですね!!
2018年2月28日、ロシアのプーチン大統領(左)を表敬訪問するザギトワ選手(右)
出典:ウィキペディア
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