小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十月二十二日

2012-06-15 | 嘉永二年

よく晴れて温暖なり。主人は学校当番。
清吉も同様で昼頃にくる。出来合だけど食事を出した。
仏手柑酒、梨、橘などを京都へ送る。上山からの用事で池田の妻が来た。
先日に楊貴妃を描いてあげたお礼として木綿を一反を送ってくる。橘を五つ子供にへと渡す。
「山半」の使用人が来る。青茶二尺、黒八丈袖口、浅黄木綿一丈二尺、同五尺、もみ五尺を買う。
代金は十二匁六分と四匁五分。梅本の分も合わせて十匁を払う。
「上九」からも魚が届く。ぼら二、鮎一を札川へ送り、めんとり三を塚山に送る。その代金は八匁なり。
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