
朝、8時頃起きる。
野呂は当番(学習館の講義)なので朝食を済ませると直ぐに帰った。
お金が後片付けを手伝う。
庄兵がきて寿司など出す。
昼食の時下女を置かないかと連れてきた。
下女は盆過ぎからと思っていた事だったがずいぶんと良さそうな者なので四、五日使ってみることにした。黒江の米屋の娘とのこと。
早速、明朝から参らせると連れて帰った。
衝助から手紙がきた。
昨日は仁達から手紙が届き、黒田が本を見せに来た。
昼過ぎにいさが重箱を返しに来た。
久右衞門殿からも手紙。
内田の子守をこちらへ寄越すとの事だが、昨夜、ひさのへ盆前は倹約したいので見合わせたいと言ったが、まずそのまま使えばよいではないか、いさを置いてくれよとのこと。
そこで小梅はいさと一緒に内田まで直に返事をしに行った。
今は黒江の者と約束しているのでいさは盆から置くとする。
酒販をよばれた。
そのうちに山中殿へ喜びを言いに行った主人がやってきた。
山中大助殿は本日殿様のお召しだった。