小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

二月二日

2016-03-14 | 嘉永四年 辛亥日記

  
少し曇ってた。
昼過ぎにいさと乳母が昨日の礼にきた。お重を返しあり合わせの寿司とかき餅などを出す。
主人は今日は海野へ初めて行く約束だったが、今日は差し支えあり、後日ではいつおいで下さるかと人を寄越す。
六日に参ると返事した。
八日は岡野へ行く予定。
三浦殿へ行って円座を三つ持ち帰った。
黒江から飛脚が来た。
日方あさり貝一包みを手紙を添えて日野屋嘉兵から送る。下女の親だ。
直覚へ手ぬぐいと足袋を取りにやる。
夕方、母上は松下に行く。真菜少しと手ぬぐい持参。
岩一郎は灸をすえる。
権七に笹屋へ本を取りにやった。
熊野仁達へ送るのを津田に頼む。


コメント
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