小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

七月二十日、二十一日

2017-12-31 | 嘉永四年 辛亥日記

七月二十日 

おおいい暑し。
安兵衞がきて木を切る。檜の根も切る。
朝、こいくに朝飯を食べさせる。房吉も食べずに来たので食べさす。
4時過ぎに浅之助がきて一盃出した。
今日は耐えがたいほどの暑さ。



七月二十一日 

酷暑だ。
昨日は少し風があった。
今日も安兵衞がくる。
美濃から手紙がきた。野上からの返書で松九が持参。
主人は遠藤へ行くと菓子を用意して出かけるが行かなかったようだ。
安兵衞は今日も木を切るが四枚残した。
酒を一升取る。

 
コメント (2)
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