小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

西国第三番 風猛山 粉河寺(こかわでら)

2017-06-10 | 西国三十三所
西国第三番 風猛山 粉河寺(こかわでら)
ご詠歌 父母の恵みも深き粉河寺 ほとけの誓ひたのもしの身や


三度目の参拝になるが初めてじっくりと歩いた。何しろ広い。神仏関係のあれこれが全て揃っている。
境内の上横に抜け道があるので桃山町に行くときはいつも通過していてすみません。
無料駐車場もある。

宝永4年(1706年)に建立された大門は三間楼門で総欅造りである。仏師春日作の仁王像が迎えてくれる。その規模は和歌山県では高野山、根来寺に次ぐ大きさで重要文化財に指定されている。
大門をくぐって右折すると本坊や太子堂、池や庭園、中門がある。


中門を左折すると地蔵堂、六角堂、薬師堂、鐘楼などがあって大きな本堂に達する。
本堂は背後に行者堂や産土神社、千手堂などを従えている。
芭蕉と牧水の歌碑があった。
桃山時代に作られた枯山水の庭園は独特な世界を醸し出している。



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夕方になると突然のよう日が陰った。参詣の人もまばら。
息子達には心に残る初詣となったのかな。
御朱印をいただき車に乗った。



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