診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

手を抜いちゃいかん

2015-02-02 19:50:31 | イスズ
診断機で詳細確認しときゃ防げた失敗だと思います。

H18年 FRR35 アームロール

ちょくちょくエンジンチェックが点灯するっていうんで
そのたびにF3-Gにてチェック解除、内容はススの過剰蓄積。
28万キロ走行の間、分解したこと無かったのでDPDのアッシュ詰まりだと推測。
間違いではなかったんだけど、他にも原因がありました。



腰が痛いのでダンプで上げて上から作業。



くっそ重い。



これ、こないだニュートラルスイッチと排気温度センサー交換した車両でした。
何台もあるから覚えられん。



洗浄したらアッシュたくさん詰まってました。





一本一本丁寧にカジリ防止をヌリヌリ。
時間の余裕アリ、ただの詰まりだと思ってたのでダラダラと作業。



暖気が終わって再生作業に移行したところ・・・



どんどん排気温度が下がってくる。
いつものね排気閉じると「シュゴー」って音が聞こえないから、あ、アレだなっと。



後部の排気シャッターのカバー外したら完全に閉じないほど酷い事になってました。







強制的に人力でシャッターを動かし、何とか再生作業を完遂させる。
ダラダラやってたのでもう間に合わないからひとまず納車。



次の日にまた預かり、排気シャッターを交換。





ボロボロ・・



部品はとっくに届いてたんですけどね



こいつまでまったく考えてなかったです。
ボルト直付けだから交換するならエキパイごとになります。
もうグダグダ・・・



こんなもんで新品交換じゃ修理屋の名がすたるってなもんで
古いボルト揉んで適当なボルトを溶接。



他のボルトは軽くダイスかけて取り付け完了。



忘れてたドリンクを飲ませる。



F3-Gのコネクタで遊ぶ。







Gscan余裕ですねw





シュゴーーといい音させて修理と再生作業完了!
事前にライブ見ながら経過観察と再生作業させてれば1日で終わる作業です、ちょっと反省。