沖縄の空の地図、高さ300メートルは民間機、高さ450メートルは
自衛隊機、600メートル以上は米軍が支配している。沖縄は日本なのに
空はアメリカなのだ。技術があるパイロット、とくに皆さんを乗ってきた
沖縄線のパイロットは優秀です。低空飛行を余儀なくされているからです。
若いパスガイドさんが話すことに、何か寂しい沖縄の立場が未だに残って
いる戦争の傷跡?遠い昔は中国と日本、戦後は米国と日本の間に揺れる
基地の多い沖縄。まだ米国から返還されない頃、始めてパスポート「要」
で沖縄にやってきた。その体験を、空しさを職場の機関誌に載せて
もらった「空白」という随筆。あの時の気持ちを避けようと思ったが
やはり思い出した。一つ間違えば、戦争孤児になったであろう私目です。
写真手前の陰影は、くじらではありません。