北陸新幹線が開通、上京するのに便利になった。
都市圏と北陸圏との地域交流が便利になった。
両経済圏はウィン・WINの関係になりました?
頭で描く構想は、とても立派で輝かしい日本がみえる。
現実も、中国、韓国の災害、事故対応を見る限り、日本
の対応、技術力の素晴らしさは素人眼にもわかる。
一方、公務員が扱う国民の個人情報「ビックデータ」を
なんだと思っているのだろうか?
我が身を捨てて、沈没まで乗客を見捨てない船長!
そんな「こころ」打たれるシーンが今の社会で、描ける
だろうか?
データベース構築者は、ただの一つの「データ」であり、
個人にとっては、血がにじむような「データ」である。
システム構築者は、セキュリティとオペレイションの
容易性など相反する問題点をクリアしなければならない。
「データ」が漏れたのは、システムが悪いのだろうか?
運用ミスなのだろうか?
それにしてもマイナンバー制度は、国民のコンセンサス
をえることが必要である。
それはただ単に年金と税金にとどまらず、近い将来の
社会の重要なインフラ基盤の構築なのだ。
便利性、効率性重視のあまり、あまりにも性急なマイナンバー
制度導入ではないだろうか?
国民の勉強不足もあるだろう?
セキュリティに対する過敏反応もあるだろう?
高度情報社会、高齢化社会に向けて、ますますスピードアップ
昔、むかしの「こころ」が伝わらない、失われて行く・・・。