タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

太陽

2006年09月12日 | Weblog
 不思議な映画だった。俳優は日本人、天皇ヒロヒトを演じるイッセイ
尾形を中心に、佐野史郎、桃井かおりなどベテラン俳優ばかりそして舞台は
終戦末期から終了後の人間宣言された天皇個人を描いている。しかも監督が
ロシア人・アレクサンドル・ソクーロフ。なぜロシア人が?そこのところが
なぜなのか?一番不思議で興味のあるところなのだが、いまだそのなぞが
小生にはわからない。それとは別にイッセイ・尾形の演技の見事さに引き
ずられっぱなしだった。あまりにも似ている、チャップリンにも似ている
「人間であるのに、人間であってならない存在」「あっそう」というその
軽い言葉のひびきに、見ているときは「あっそう」と通り抜けていったが
後で思うとその言葉の意味合いを説明することができない。

心の風化

2006年09月11日 | Weblog
 9.11ってこんな爽やかな朝でしたか?秋の澄み切った青い、蒼い空
顔をなぜて通る心地よい爽やかな風、私のお墓の前で泣かないでください!
私はお墓の中にいません、風となってあなたのまわりを駆け巡っています♪
なんて声が聞こえてきます。寝ているともったいない気持ちになり、パジャマの
ズボンだけ着替えて散歩する。切腹してから4年、テロから5年が過ぎて人間は、
喉もと過ぎれば熱さを忘れる。それかといって、忘れなければ前に進めないとき
だってある。それでも生きている間は、過去の美しい思い出とともにすべてを
受け入れ、時々振り返ってこれから生きている幸わせを味わっていきたい。
家に着くともう終わりに近くなったゴウヤの花と朝顔の花が迎えてくれた。

窓を開けると・・・

2006年09月10日 | Weblog
 夕方空が暗く、何だか雨が降りそうな怪しい天気お父さん!
出かける前に洗濯もの取り込んでおいて!の声。大丈夫とは言ったものの
心配になり窓を開けて物干し台に、外国人のアベックがこの暑いのに手を繋いで
家の前の道いっぱいになって歩いていく。それにしても外人さんが多い。
製造業の多いこの地域は、外人さんなくては今やなりたたないらしい。
元気のよい子供も、自転車に乗って団体、群れをなしているのはほとんど
外国の人。日本人の子供は見かけない。自動車に乗ってどこかへ出かけるのか?
日本人は高齢者や年配者で公園で朝からごろごろ、少し前の東南アジアの風景。
厳密にいうと男が遊んで、女の人が忙しそうに働いている。どうなる日本???

シャル・ウィ・ダンス

2006年09月10日 | Weblog
 まだ見ぬニューヨークしかし世界貿易センタービルの再建がままならない。
あの日を忘れないために記念碑を建立、その資金がなかなか集まらない。
心の風化を防ぐためだと聞く。僕は思い出すダンス教室の窓からジェニファー
ロペスがニューヨークの街中をぼんやり眺めている場面を、そしてなぜかそれを
山の手線の電車の中から眺める自分が・・・・・いる。
莫大な資金が要るフロリダのケネディ宇宙センターからは、今日アトランティス
の打ち上げ成功!宇宙ステーションに太陽電池が備え付けられ、NHKのハイ
ビジョンテレビも持っていったそうだ。宇宙旅行ももうすぐくるんだ!
時代は着実に進む。ひとのこころは豊かになっていくのだろうか? 

行きが怖くて帰りがヨイヨイ

2006年09月08日 | Weblog
 子供の顔を見るまで落ち着かない。2,3日秋らしく朝晩涼しかった。
昼間だって日陰に入れば、爽やかな風が気分を和らげてくれたりもした。
今日は蒸し暑く体の調子もおかしい。それでも事業所で子供の元気な顔を
みるとこちらも元気になっていくのを感じる。プールあそびに興じたり、
公園に犬の散歩で来る人に声をかけたり、かけられたり、犬に興味が
あるけれどどのように接して良いか判らない。ひざまずいて、犬と同じ
目線になってお辞儀する。でも犬は知らん顔だ。叱られあやまりなさいと
言われたときと同じように!そんな動作をみていると微笑ましい!きっと
心が美しい!からと感じるそして涙ぐむ。お母さんだったらどんな気持ち?!
映画をみるより現実に、夏場、蚊の多い公園もこんなドラマが展開されて
いるんですよ!!