この暑い沖縄・那覇最終日、昼食やひめゆりの塔南部戦跡をキャンセル
した我々は約五時間国際通りで過ごさなければならない。どうも我々が一番
年寄りのようだ。慶良間のダイビング帰りによった○○食堂の赤飯が忘れら
れない。ぜひ探さなければならない。国際通りを進み右におれる市場通りま
では記憶がはっきり、何本目かの道を左におれ細い路地を入った覚えがある。
しかし全く偶然か?体が覚えていたのか道案内に、ここの路地入ると、花笠
食堂の看板とともに少々広い道にメニューさえ展示してあるではないか。
感激して店内へ、アジア系の客が多い言葉が通じないので、大通りのメニュー
表示まで見に行って注文している。以前着たときは地元の人が多かった気が
する多分ガイドブックで宣伝か、口伝えだろう?店はごった返していた。
この庶民感覚が受けるのだろう。
オーシャン・ビューの部屋、ベランダにタオルを干して早朝の散歩。
ホテルの正面玄関が開いていたので、外に出て裏側にまわるが時間が早く
裏門が開いていない。未だ若い木が育っていない隙間だらけ垣根を越えて
外の出る。海辺に一番近道なのだ。ホテル7階から眺め決めておいた橋を
渡り、海岸の先端に立つが別に変わったこともない。小さいかにが石の
隙間に見え隠れしているだけである。後でわかったが糸満市場の方へいけ
ばよかった。しかし、帰りにホテルを見ると宿泊の部屋をすぐ見つけるこ
とができた。ベランダに干してある見覚えのあるタオル。部屋に帰ると
タオルはすっかり乾いていた。また来たい新築のサザンビーチホテル。
初めてオーシャン・ビューの素晴らしい部屋にあたった。ベランダから
下を見ると、屋外プールが見える空いている。女房が日焼けするからと屋内
プールでとの意見だったが、すぐ飽きて屋外プールへ。流石にビーチまでは
サンダルの持参を忘れ断念したが、夕暮れまで泳ぎ三昧。今年5月オープン
の新しいホテルの夕食、とても美味でした。とくに、ナッツや菓子色々な
小さい果実をミックスしたソフトクリームのデザートは大好評。別腹で
はいったソフトな甘さだった。中国などアジアの人が食べ、写真を撮って
賑わっていた。正面右手の水槽には、生きの良い熱帯魚が泳ぎ、ダイビング
を誘ってくれているような気分になった。「慶良間の海」が懐かしい。