ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

塩沢湖タリアセン手づくり市というのが開かれているというので

2009-08-23 10:38:53 | 信州日記

 この22、23の土日に塩沢湖にあるタリアセンで手づくり市があると、新聞の催し記事を見つけた女房が行こうかと誘うので、ついでに植物園も久しぶりに見てみようかということで昨日出掛けた。

 タリアセンから歩いてもすぐの植物園やテニスコートの駐車場に停めて、歩いて手づくり市会場に向う。こんな催しはいつから始まったのかなど話しながら場所を探すと、塩沢湖入口前の一郭で20店舗ぐらいが出店している(冒頭写真)。木工、陶磁器、アクセサリー、衣類雑貨などなど。やはり松本クラフトフェアなどとは比べるべくもありませんが、質は中級、でもちょっとばかり変った手づくり品もあるにはあった。中で面白いなと思ったのは銘仙着地で作った日傘とあけびや山ぶどうの編籠を売っている店。特にやや拙い編み方ながら籠類の値付けが安いので訊けば、趣味でやっていてこういう催しだけに出店しているそうだ。山ぶどうなども自分達で採ってきたんだそうで、今や山ぶどう蔓が採れるのは山奥の急斜面など命懸けというのに、このお母ちゃんは父ちゃんと一緒に熊にも気を付けながら頑張っちゃうのだと。この店でお付き合い代わりに僕が買ったのはアケビ蔓細工の小さな掛け籠、これ500円というのは格安じゃないですか。日傘は7000円というから、女房に自分で作ったらと煽っておいた。

  店と籠

 軽井沢町植物園に戻って園内を見物、ここにはもう20年ぶりになるかな。入口前の休憩所という小屋の窓には、天皇皇后両陛下が平成15年にお出でになった写真が飾られていた。入場料が100円(昔は無料だったと記憶する)ということもあるからか、園内の整備状況は今ひとつ、やや雑草が繁茂しているのと、樹木の名札はよく分かるのだが、草花類となると知っている名札があってもそれが見付からなかったり、立派に咲いている場所に逆に名札が無かったりというのが残念。入口の係りの人にあとからこういう花があったけどと聞けばたちどころに植物名が返ってくるのだから、もっと人出を入れて手入れ整備をすればいいのにね。町が予算をつけるなりもう少し料金を高くするなりして、見事な箱根湿生花園に少しでも近づけて欲しいもの、両陛下が見えたときには役所総出で急場手入れしたのでしょうかね。料金に見合った内容で入場者数も増やすにはという議論を一度徹底的にやってみたらどうでしょう、今のままでは植物園が可哀想ですよ。それと山野草の販売も考えたらどうですか、民業圧迫なんて言わずに市場原理でいけばいいんです、これは温泉施設にも言えることで、信州で公営温泉施設が無いのは軽井沢と御代田ぐらいじゃないかなぁ。若い人には隣接のスポーツ施設がいいでしょうけど、我々みたいな中高年はこちらの施設の充実をお願いします。

    植物園入口

 先日書いた8月中旬の草花で、クサレダマと書いたのはその後開いた花から違うと分かり外来種のアラゲハンゴンソウだと、不明とした蔓植物はセンニンソウということが判明し内容を訂正しました。これは植物園に来て同じものを見つけ教えてもらえました、ありがとう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨年94歳で亡くなった義父... | トップ | 軽井沢8月下旬の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

信州日記」カテゴリの最新記事