高岡観光では午前中にアラレに振られたがあとは晴れていたのに、午後3時過ぎに乗った北陸道は積雪注意の表示が出ている。地元のタクシー運転手はノーマルでも問題ないといっていたし、レンタカー会社からもなんの注意連絡もないし、IC入口でも規制は無いしで、まず大丈夫だろうけど注意しながら走ろうかと、やはり黒部宇奈月ICまでの路面は乾いていて何ら不都合なし、なんでまだ注意標識が出ていたのか、ヒヤヒヤさせないでと。そのあとの山側に入っていく一般道ももうアラレなどの影響は見られない、着いてから聞いたらこちらではずっと曇ってはいたが振らなかったとか、日本海側の天候は実に気まぐれですねぇ。
高速道
一般道に
冠雪の低い山は見えるが高い山は雲で見えない
道の駅うなづきに立寄ってみたらウルグアイラウンドのバラマキで作られた施設とあって勿体無いハコモノじゃないかと、直売所は仮設の別棟に少しだけ
何事もなく到着できた宇奈月グランドホテルはかなりの大型観光ホテルながらやや古い感じ、ロビーに入って見えた広い空間と装飾意匠やシャンデリア照明などで団体旅行華やかし時代に豪華に造られたのじゃないかと、いま時では持て余し気味でややガランとしています。周辺には廃業してゴースト化したホテルの建物もいくつかあって、ちょっと前の熱海状態、しばらくは再生に苦労する温泉地と感じたがどうなんでしょう。
宇奈月グランドホテル
客室
窓からの眺め、正面に廃墟化したホテルが
温泉はアルカリ性単純泉で飲泉もできるとあった、高温泉で湯量が豊富なので掛け流しらしい大浴場は一昔前なら豪華な石造りの2浴槽があるが、露天は後から脇に作ったと思われる小さ目なもので釣合が取れないんじゃないかと、夜は電車の光と音が露天から近くに感じるというのは面白いと思いましたが。
温泉分析書
広いレストランスペースではやはり団体客がほとんどです、我々みたいな個人客は数組ぐらいのようで、食事内容は団体よりもグレードアップしていて種類も多く味も結構な、意外と素朴なシロエビの素揚げが美味しいですねぇ。料理の点では合格です、さすが富山は美味しいものいっぱいです、これならグレードアップしてよかったなと。
夕食膳
前菜盛合わせ 若鶴酒造の玄
お造り4種 香の物
黒部名水ポーク鍋
シロエビ素揚げ 餡かけ茶碗蒸し
焼き物 煮物
シロエビの釜飯 味噌汁
デザートいろいろ
朝食はここでもバイキング。朝も品数が多くてついつい食べ過ぎに、中では富山でも東部地区で名物らしいタラ汁が味噌汁代わりに供され、これは冬の日本海側で有名なドンガラ汁とかジャッパ汁と似たものか、初めて食べることこととなったが思いのほか品も良い味わいで美味しい、他を取らないでこれだけをお代わりしたほうがよかったかと失敗、失敗。
僕のよくばり朝食
ヨーグルト、コーヒー、フルーツ
女房の朝食もよくばり気味
最終日も小雨状態で1日中こんな天気らしい、この日はそんなには歩き回らないだろうからまぁいいかと、帰りの新幹線の時間に余裕をもって富山駅に戻るようにの心づもりで最終日を楽しみましょう。