
まだ師走には間がありますが、その年末の大掃除などあまりやったこともないのに、つい最近になってもう数年間張り替えたことが無かった居間の障子の破れ剥がれが目立ってきたので、女房が自分で張り替えるというので、二人でやれば早いかなとお手伝いすることに、この作業自体はこれまでも女房がやっていて僕は初めてです。
もう齢をとってくるとこういう作業は億劫になってきますよね、女房がこれまで一人でやってきて手間が大変とこぼすこともあって、それではとお手伝いを、初めに古い障子紙を女房が剥がすのを見ていたら一枡ごとに破っている、これでははかどりませんぞと、障子紙をよく見ればかなり強そうな紙なので、端っこで幅分を丁寧に剥がしてから一気にめくっていけばそーれ簡単です、ただもっと古い紙までが残っていてこれを掃除するのだけはちょっとばかり手間が掛かりましたが。
紙をはがしてからぬれタオルでもっと古い残りを掃除、古い糊はなかなか除去できない
昔の障子張り替えでは全体に水をかけて布でこすればきれいに取れていたと記憶する、張るときは刷毛でふのりをつけていました、その糊の接着力は弱いものだったと思いますがその頃の障子紙には適度だったのでしょうか、今の障子紙は強いだけでなく貼り方もアイロンで熱を加えると接着するんですね、貼る作業は楽ですねぇ、あっという間に貼りあがって余分部分をカッターで切れば出来上がりです、6枚あったうちの1枚は無傷なので5枚だけ張り替えました、最後の霧吹きは昔通りにやっておくことに。
貼り換え完了
こちらは3枚を貼り換え
両側の2枚を貼り換え、冒頭写真も新旧の色の違いを写したものでここでも中央は古いもの、そのうちに色違いは気にならなくなるかなと