
10時半にバスが迎えにきて最後の後生掛温泉に、ここはグリーンホテルのすぐ近くだから迎えは午後3時に来ることになっているが、乗らずに歩いて帰るなら自由にという。食事はこちらの食堂でと、それと旅館の駐車場の奥には泥火山の活動が見られる自然研究路があって、そちらの見物も是非にと言うから、風呂もゆっくり入るとなると歩いて帰ろうということに。
これまでの三箇所がアスピーテラインなどのメイン道路から谷筋をかなり下ったのに、この温泉は少しばかりなだらかに登って行った場所にあって、まず温泉旅館(冒頭写真)が現れてその奥に独特の地形が広がっているからその自然研究路は是非見ておこうと。。

後生掛温泉入口付近 ヤマオダマキがあった
この日はかなり暑くて、自然研究路を見物すれば汗をかくだろうからそのあと温泉に入ろうと、ひとまず休憩所を使うことにして荷物を置き、まずは園内一周40分のコースに向う。アップダウンがあるコースの最初はこの温泉名の由来となったというオナメ・モトメと名付けられた二つの熱湯噴出池があり、盛んに湯を噴出している場所が見られ、これは玉川や藤七などでも見られたものだ。
後生掛の由来看板
そんな噴出地帯をさらに進めば泥火山地帯が現れ、これは異様な光景ですねぇ、今まで見たことが無い原始地球みたいな風景は必見の価値がありましたね。そのあとも小さな泥火山や蒸気や熱湯の噴出孔があって湯が流れる川などが続き、大湯沼という熱湯が湧き出してできた大きな池が現れる。こういう土地にも植物が生きているのには、生命力って強いものだねぇと妙に感心しちゃう。大地からの地熱もあるからか盛夏みたいに暑くて、かなりの汗をかきかき戻ってきた。途中に温泉卵の看板を出す土産物販売兼茶店もあったのだが、もう昼だからと素通りして温泉休憩所の戻り、まずは大浴場に入ることに。

後生掛自然研究路の最初 高温泥湯がボコッボコッと

泥火山地帯 大湯沼

泥火山地域から流れ出た湯が行き着く先に後生掛温泉旅館がある
ここの温泉も大型木造建物空間の中にいくつもの浴槽があって、玉川温泉よりはやや小さめかな。浴槽の数も大きな神経痛の風呂、気泡風呂の火山風呂、打たせ湯に、名物の泥風呂は3人までという小さな風呂、これらの内風呂4つに、あとで外に付け足したような狭い露天風呂となっている。この露天は眺望も利かないし、大浴場建物と斜面の隙間に無理に作ったんだね、もっと土地があるんだから広い場所に開放的に作り直したらどうでしょうかね。そのかわりというか、ここの蒸気風呂と箱蒸は玉川よりかなり暑くしていて、本格サウナ以上に我慢が必要になる。まずは大風呂で温まり、やや温めの泥湯には15分入るのがお奨めの入浴法らしい。あんまりゆっくりしたら、昼を食べる時間がかなり遅くなって女房に叱られてしまったわい。
お土産売店の奥にある食堂はごく普通の田舎の食堂メニュー、旅館の料理部門とはまったく別のようで大したものは無い。こういうところでカレーやカツ丼もねぇと、遅くなって夕食に差し障りしてもと僕はラーメンで女房は掻揚げ天ぷらそば、やはり予想通りで腹の足しにだけはなったかなというもの、メニューも変えて旅館の料理人に基本の味を作ってもらうわけにはいきませんかね。
蕎麦汁みたいなラーメン
食後ももう一度温泉に行き、全部の浴槽と蒸し風呂のコースを巡ることで今回の秘湯は打ち上げ、しかしつくづくと八幡平の温泉はいいですなぁ。湯上りには売店で氷アイスを買って一息つく。
グリーンホテルまでは約1kmをのんびりと歩いて帰る、この道筋は山野草は見つからなかったが、途中には池や湿地があって水芭蕉の葉が大きく成長していた、東北や北海道では水芭蕉は珍しくもないものだからね。
宿に戻って一休みすればまたもやこちらの柔らかい温泉に入って肌を休める、酸性が強い温泉に浸かりすぎてやや首筋に刺激が残っていても中性の湯が癒してくれるから、最後がここというのは正解でしたね。この日もキセキレイを眺めて、でも3日間では仲良くなるまでには至らない、そりゃ相手は野鳥だから当り前じゃな。
最後の晩餐は支配人がミズの葉付きの枝を見せながら天ぷらの中身の説明、ミズ、フキの小葉、山ブドウの葉、ヨモギだそうだ。もう一つのメインは猪肉大鍋から取り分けられた一皿、これは豚汁よりもコクのある味噌味でかなり旨い。ほかには鶏肉の味噌味ブナ葉巻蒸し、マグロ山かけ、刻みササミの酢醤油和え、加えてご飯に漬物と、3日間手を変え品を変えでまずまずでした。ビールと冷酒もいつものとおり1本ずつだけ、僕は旅行すると健康的だなぁ。
三日目の夕食

猪大鍋から取り分けて 山菜天ぷら

鶏肉味噌味ブナ葉巻蒸し ササミ酢醤油和え マグロ山かけ
この日も8時ごろにもう一度温泉に浸かってグッスリと、アッという間の秘湯巡りだったね。
これまでの三箇所がアスピーテラインなどのメイン道路から谷筋をかなり下ったのに、この温泉は少しばかりなだらかに登って行った場所にあって、まず温泉旅館(冒頭写真)が現れてその奥に独特の地形が広がっているからその自然研究路は是非見ておこうと。。


後生掛温泉入口付近 ヤマオダマキがあった
この日はかなり暑くて、自然研究路を見物すれば汗をかくだろうからそのあと温泉に入ろうと、ひとまず休憩所を使うことにして荷物を置き、まずは園内一周40分のコースに向う。アップダウンがあるコースの最初はこの温泉名の由来となったというオナメ・モトメと名付けられた二つの熱湯噴出池があり、盛んに湯を噴出している場所が見られ、これは玉川や藤七などでも見られたものだ。

そんな噴出地帯をさらに進めば泥火山地帯が現れ、これは異様な光景ですねぇ、今まで見たことが無い原始地球みたいな風景は必見の価値がありましたね。そのあとも小さな泥火山や蒸気や熱湯の噴出孔があって湯が流れる川などが続き、大湯沼という熱湯が湧き出してできた大きな池が現れる。こういう土地にも植物が生きているのには、生命力って強いものだねぇと妙に感心しちゃう。大地からの地熱もあるからか盛夏みたいに暑くて、かなりの汗をかきかき戻ってきた。途中に温泉卵の看板を出す土産物販売兼茶店もあったのだが、もう昼だからと素通りして温泉休憩所の戻り、まずは大浴場に入ることに。


後生掛自然研究路の最初 高温泥湯がボコッボコッと


泥火山地帯 大湯沼

泥火山地域から流れ出た湯が行き着く先に後生掛温泉旅館がある
ここの温泉も大型木造建物空間の中にいくつもの浴槽があって、玉川温泉よりはやや小さめかな。浴槽の数も大きな神経痛の風呂、気泡風呂の火山風呂、打たせ湯に、名物の泥風呂は3人までという小さな風呂、これらの内風呂4つに、あとで外に付け足したような狭い露天風呂となっている。この露天は眺望も利かないし、大浴場建物と斜面の隙間に無理に作ったんだね、もっと土地があるんだから広い場所に開放的に作り直したらどうでしょうかね。そのかわりというか、ここの蒸気風呂と箱蒸は玉川よりかなり暑くしていて、本格サウナ以上に我慢が必要になる。まずは大風呂で温まり、やや温めの泥湯には15分入るのがお奨めの入浴法らしい。あんまりゆっくりしたら、昼を食べる時間がかなり遅くなって女房に叱られてしまったわい。
お土産売店の奥にある食堂はごく普通の田舎の食堂メニュー、旅館の料理部門とはまったく別のようで大したものは無い。こういうところでカレーやカツ丼もねぇと、遅くなって夕食に差し障りしてもと僕はラーメンで女房は掻揚げ天ぷらそば、やはり予想通りで腹の足しにだけはなったかなというもの、メニューも変えて旅館の料理人に基本の味を作ってもらうわけにはいきませんかね。

食後ももう一度温泉に行き、全部の浴槽と蒸し風呂のコースを巡ることで今回の秘湯は打ち上げ、しかしつくづくと八幡平の温泉はいいですなぁ。湯上りには売店で氷アイスを買って一息つく。
グリーンホテルまでは約1kmをのんびりと歩いて帰る、この道筋は山野草は見つからなかったが、途中には池や湿地があって水芭蕉の葉が大きく成長していた、東北や北海道では水芭蕉は珍しくもないものだからね。
宿に戻って一休みすればまたもやこちらの柔らかい温泉に入って肌を休める、酸性が強い温泉に浸かりすぎてやや首筋に刺激が残っていても中性の湯が癒してくれるから、最後がここというのは正解でしたね。この日もキセキレイを眺めて、でも3日間では仲良くなるまでには至らない、そりゃ相手は野鳥だから当り前じゃな。
最後の晩餐は支配人がミズの葉付きの枝を見せながら天ぷらの中身の説明、ミズ、フキの小葉、山ブドウの葉、ヨモギだそうだ。もう一つのメインは猪肉大鍋から取り分けられた一皿、これは豚汁よりもコクのある味噌味でかなり旨い。ほかには鶏肉の味噌味ブナ葉巻蒸し、マグロ山かけ、刻みササミの酢醤油和え、加えてご飯に漬物と、3日間手を変え品を変えでまずまずでした。ビールと冷酒もいつものとおり1本ずつだけ、僕は旅行すると健康的だなぁ。



猪大鍋から取り分けて 山菜天ぷら



鶏肉味噌味ブナ葉巻蒸し ササミ酢醤油和え マグロ山かけ
この日も8時ごろにもう一度温泉に浸かってグッスリと、アッという間の秘湯巡りだったね。