
今回の団体ツアーの最終日は新潟県の北の端っこから、この二日間のバスの道のりを一気に戻って越後湯沢駅まで、そのためにこの日は立寄る観光地は少なくて、村上市内では町屋の人形さま巡りなる観光イベントをやっていたがそれらは素通り、メインは弥彦神社となっています。添乗員も町屋の人形さま巡りのことは知らなかったとか、途中での昼食などの時間をやりくりすればもっと村上で時間が取れたなぁと、これはチョッピリ残念でした。
村上市内での唯一の観光場所は塩引鮭で有名な喜つ川となっていて、ここももう何回か来ていて好々爺の主人の説明は聞いているからと、僕一人だけすぐ近くの嵐山光三郎が日本一の魚屋というその名もうおやという店のほうに行って、その日遅くなって帰ってからの晩酌のお供になるものを買うことに。
魚屋ではまだ朝早かったから品数は揃っていなかったがそれでもいくつかは買い込んで、戻った喜つ川では雛飾りなどを写真に撮ったりしていたらお時間となりました。ここでは庄内地方の土人形収集家の雛飾りが圧巻ですよ、魚屋のほうでも古い雛人形を飾っていましたが、以前に見たものとどちらも同じだったようでした。
喜つ川
喜つ川の塩引鮭加工場
この時期はこの催しを開催中
喜つ川の雛飾り
これら全部が土人形
うおや
うおやの雛飾り
今晩用にと、右下の鮭とば風は干し方などが違う3種類があったが、一番柔らかいものが旨いと
すぐ近くの老舗の和菓子屋、確かこちらの人形は古いものだったという記憶が
村上では秋には屏風の展示があったはずだが、新しくこんな催しも始めたんですね、山野草もとあるからちょっとばかり惹かれますな
そのあとは一気に新潟方面に、昼は村上牛が食べられるというから村上からそんなに遠い場所ではないと思っていたのに、新潟の高層ビルなどは遠目に見ながら高速を走り続け、やってきたのはメイワサンピアという複合施設、複合スポーツ&リゾート施設ということだがもとは厚生年金振興事業団が各地に運営していたものの一つ、批判を浴びて民営に売却されたもので、それにしてもこれだけのものをよく作ったものだと。場所はもう次の観光場所の弥彦神社に近くて、ここでは食事の後も時間に余裕があった、でも皆さんも手持無沙汰風で、これなら村上で岩船港鮮魚センターぐらいに立寄ってくれたらよかったにね。
胎内川
高速からビッグスワンスタジアムを、遠方は新潟中心部
メイワサンピア
施設案内図
施設内のレストランで昼食
村上牛ステーキ重、これは赤身肉で脂肪が少ないので我々向きではあった
弥彦神社は過去に一回だけ参拝したが、ロープウェイで山頂に登っていなくて、このツアーで昇ることになっていたから天気が心配だったが、幸いに最終日はドンドンよくなって晴れてくれて、これなら佐渡島も見られそうだと。ロープウェイ乗り場まではマイクロバスの送迎があります。
弥彦山
マンホールには競輪の図が、この日は開催中だったそうだ
神様が渡られる玉ノ橋
一の鳥居をくぐって
石の二の鳥居の先に随神門が
随神門
拝殿
ロープウェイで昇った山頂はやはり寒かったです、雪も残っていたし木々に小さなつららもあって風も吹き抜ける、冬場のコートを着込んできてよかった、でも大急ぎで展望台などを回って360度の展望を眺めて戻ることに。
佐渡島が眺められるという案内が、肉眼ではウッスリと見えました
陸側も一望できる
弥彦山は独立峰みたいになっていていくつかの通信塔が設置されている
日本海側のパノラマ(冒頭写真も)
陸側のパノラマ
ロープウェイから
上の写真からトリミング、市街地に建つ大鳥居が見える
弥彦から燕三条に移動中に大鳥居をバスの中から、日本では出雲大社に次ぐ大きさだそうだ
予定の最後の立寄り場所は燕市にあるキタローという洋食器メーカーの販売所、ここも団体ツアーでの定番となっていて、スプーン加工の実演を見せたあとはお買い物をどうぞとなる。
キタロー正面側
バス駐車場からは裏口に
スプーン加工機械類
そして帰りも越後湯沢駅から新幹線ということで高速で南下、やや時間が余ったからと手前でレストハウス越後という観光お土産施設に予定外ながら立寄ることに。ここもツアーではよく案内される場所、バスの運転手曰く、ここで安く買った錦鯉が化けて百万円で売れたなんていう話を聞いたそうだ。錦鯉は年ごとに模様が変化するので毎年選別していくとかで、育った時を予見できないのでそういうことも有りうるらしい、でも大きな水槽があるのが条件でしょうね。
信濃川と弥彦山と
また雪の景色が
スキー場に照明が
レストハウス
錦鯉の水槽がある、売り物だそうだ
農林水産大臣賞などの鯉の写真、こういう模様の錦鯉が高いのね
越後湯沢駅では各自で夕食をということだったが、土曜日の夕方でスキー客が多くてどこも席待ち状態、それでコンビニでおにぎりなど買って済ましてしまうことに。売店では新潟のお土産はほとんど揃うということだが、もう荷物が手いっぱいで買えません。帰りの新幹線は珍しくMAX号じゃなかったが、日暮れて夜となってはもう景色は見えないから同じことでしたな。
東京駅到着
我家に帰り着いたのは10時ちょっと前、それでも僕は晩酌してからでないと寝ませんでしよ。