先月末に軽井沢から横浜に一時戻ってきました、夏場は行ったり来たりすることになりますが、今回は横浜の玄関に置いている庄内箪笥を望月の業者に直してもらっていたのが、二ヶ月ぶりで出来上がったというので、それを受け取って自分の車に積んで、冒頭写真のように直したい部分だけを持ち込んでいたのですが、修理しなかったものとの全体を見ても違和感なく仕上がってくれました。
我家に雄の犬が三匹もいたころ、やはり競争で匂い付けするのかオシッコを掛けられて、下のほうの金具が錆びてしまって、一部は欠損状態に、また塗りの一部もぶつけたかなにかで傷が少しあったりで直したい思っていたのだが、昨年の小諸城下町フェスタで古箪笥を売っていた葵房という店で、写真を送ればどのくらいで直せるか答えられるというので、その時に送った写真を次に。
今年の5月に持ち込んで待つこと二ヶ月、この7月下旬には出来上がり具合を確認に行って、今回いったん横浜に戻るときに持ち帰ってきました、聞けば金具類は外して処理したり新しいものに取り換えたり、塗り部分は人工漆で部分的に補修したという、それぞれの色合わせがその他の未修理部分と大きく違わないかという心配はそれほどありませんでした、これでも違和感はなくて、数年もすれば分からなくなるんじゃないかなと、また玄関に鎮座することとなりました。