日吉駅からは歩くのにはちょっとある場所に興禅寺という寺があって、こちらの境内にある安行桜は毎年我家の早咲き桜のあと、そしてソメイヨシノの開花の前という中間時に満開になるからと、昨日にスーパーの買物ついでに立ち寄ってみた。一般客用の駐車場は無いからちょっとだけ路上駐車させてもらって短時間で、ほかにも寺名がつけられた興禅寺桜というシダレザクラも満開となっていて、このお寺だけはこの時期が一番の見頃でした。
駐車した場所から歩いていけば寺の周りはやはりもう桜が満開(冒頭写真)じゃないですか、道路からの入口もソメイヨシノよりも濃い目ながらいい感じの花が広がっていて、大きさも枝振りも見事ですねぇ。そして両側には六地蔵と福禄寿の石像が迎えてくれている。
道路側からのアプローチ
安行桜はソメイヨシノより濃い目の色の桜
日吉では地名の由来となったと言われる日枝社がある金蔵寺が有名だが、こちらもなかなかの伽藍で、境内にあった説明では天台三代座主慈覚大師の開山とあったから五代座主智証大師創建の金蔵寺よりも古いということになるがハテ、同じ天台宗でもやはり山門派と寺門派に分かれているんですかね。港北七福神ではこちらは福禄寿で金蔵寺は寿老人となっていて、いずれも港北区では寺格が高いお寺さんでしょう。
福禄寿
干支の守り本尊石像は昨年は無かったような
山門の前には仁王様の石像が
本堂の左手には朱色が真新しい多宝塔があるが薬王殿の扁額が掲げられていた、その奥には地元の桜品種改良家が作って命名したという興禅寺桜があって、まだ巨木には育っていないがキレイなシダレザクラがこちらも満開。
薬王殿
興禅寺桜
境内にはほかの種類の桜もあったがどれもこの時期が見頃みたいで、意識して同時期にソメイヨシノの先駆けて咲かすようにしたのかな。