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年末12月と年初1月の15日と16日に開催される伝統ある世田谷ボロ市、昨年末は骨董・工芸品・郷土玩具などで掘り出し物がないかなというのが主目的で出掛けたが、この時は何年ぶりかのハズレで収穫無し、そういう場合は1月も新しいものを仕入れてくることはまず無かろうから期待薄となるのだが。しかし1月には代官屋敷広場で、企業などから配り残ったカレンダーの寄付を受けてのチャリティー販売があるからと、今回はそれ目当てでまたもやの出陣、生憎の雨だったからカレンダーをまず買って、そのあとはそれでも多少はという期待もあって、第二会場まではパスしたがメイン会場だけの物色を少しばかり、やはり雨だと店開きしないところもかなりあるし、物好き以外は集まらないしで人出は少なくて、早回りして帰ってきましたよ。
家を出た時はまだ曇り空で昼までもってくれたらとの願いもむなしく、三軒茶屋で世田谷線に乗り換えるところで雨が降り始めてしまって、時間と共に本降りに、それも冬にしては珍しいぐらいに雨脚も強まって、こういう露天市では最悪となってしまいましたなぁと、傘が必需品となってしまったが、傘を刺していても歩きづらいというほどの人出ではなくて、雨の降り方と人出は反比例しているとはよくしたものだと。
世田谷駅は既に雨だった
世田谷駅からボロ市会場までの道筋には各地の物産販売テントが並び、ボロ市に向かう人はもう皆さんが傘を刺して
9時過ぎでまだ早かったことも有って人出は少なかったが、この後も午前中はそれほど混み合うようなことはなかった
メインのボロ市通リもこんな状態、出店スペースにはいくつか空きが、ブルーシートで店を開けないところも
代官屋敷の風格ある門、チャリティー売場はこの左手にある入口から入った広場正面のテントで
愛のバザーと書かれたテントがカレンダー売場、値段は200円均一となっている
企業PR用ではあるが種類は豊富で、
買ったのはこれらを含めて6本を
買ったカレンダーは背負って行ったリュックに入れて、あとは勝手知ったる目星を付けている業者テントだけを巡っての物色を早回りで、それと12月にどうしようかなと迷ったたものなどをもう一度品定めしてみようかと。この日は12月と比べるとどういう訳か外人さんが多くて、雨の中をよくぞと。
骨董業者が集まる路地もこんな状況、開いているところでも10時もかなり過ぎないと品物が出揃わないようであった、古着などは開店休業状態
植木市会場も閑散と、ただ植物だけは雨を喜んでいるかもね
ということで結局買ったのは、まずはお神酒口では一番安い紙製のものを、これは信州の小屋に作った神棚のお神酒徳利にと、豆皿は小さいキズがあって安かった豆皿を2個、中央は手描き山水染付で外周は型での蛸唐模様のもので色あいがいいからと、機会があれば簡易金継してもいいかと、玩具では枡の山にミニダルマという面白いものが目に留まって縁起物だと、これも信州の神棚にかな、そして女房にお土産として畳の縁を、こういうのを使ってバッグやテーブルライナーなどが作れるだろうからと、シメテ1550円の出費、昼はまだどこも開店前の時間帯だったから早々に帰ることとなりました。