この歩きコースでは駅からは一番遠くにポツンとある魚直という小さな魚屋は大震災後もやっていましたよ、とにかく老夫婦だけでやっていたから心配だったけれどまだ細々という感じではあったがよくぞお元気でと。この日は天気がもう一つだから干物はヤナギカレイだけしかまだ作っていないということで干し始めてばかりのものが店の前に、名物のメヒカリなどは市場から仕入れてスチロールケースに入ったままの鮮魚しかなくて、ほかにも同じようにケースに入ったままの鮮魚はいくつかあったものの、鮮魚まで持ち帰られる用意はないのと遅く帰ってから調理するのは無理と、一夜干しで出来上がりが残っているというヤナギカレイ5匹だけで我慢ということになってしまった。しかしこの子持ちのヤナギカレイの干物も抜群に美味しいんですよ。
店の前にヤナギカレイだけが干してあった
もう一つ駅前近くの奈良屋という豆腐屋の直売所では木綿豆腐と木綿の厚揚げを買ってみた、これは田舎豆腐にやや近いぐらいの硬さのもので、湯豆腐と厚揚げは焼いて食べたら味はシッカリしていた。しかし厚揚げで木綿と絹があるというのはこの店が初めてかも、これとヤナギカレイ一夜干しだけがここのお土産で買ったもの、買出しを兼ねたような旅行をする我々には冒頭写真のようにこんなに少ないなんてことはあったかな。
この奈良屋の右手は駅と足湯
昼は12時35分の送迎バスに間に合うようにと、開店直前の11時半少し前に旅行前からここで食べようと決めていた鮨割烹の源太ずしに行ってみたら、以前の二階建て建物の場所は駐車場になっていて、その奥に平屋で新しい建物に変っていて、これは大震災の被害があって建替えたのかもしれませんね。入口には開店を待つ客が二人いて我々もその次で待っていたら、地元のオッサンらしきがマダ?と言いつつ扉を押したら開いていてそのまま中に。それに続いて僕も入っていけば店員が予約ですかと、予約じゃなければ順番表に名前を書いて玄関で待ってくださいと言って出された表には既に何組かが記名してあったが、どれも線消しが入っていて次が我々ということになって暫くで席に案内されたが、ハテ?前に書かれていた人はもう席なのか、それにさっきのオッサンはそのまま奥に入って行ったのにと、どういうシステムになったのかと不思議、駐車場には待っていた人の車だけのようだったから表は前日からの続きだったんだろうか。
以前は上がり座敷付きのオープンな店内だったのが個室風に仕切られたモダンな造りに変っていて、注文は11時半からで決まったらボタンを押してくださいと。以前はかなり待たされたことがあったからと、二人とも同じまんぷく御膳というのに決めて時間になる直前に呼び出しボタンを押してすぐに注文、これが今回はそんなに待たなくて出てきた。ランチメニューは10種類あったが、寿司、刺身類、天ぷらやフライ、蕎麦などに定番の小鉢等の組合せを変えての構成だから要領よく作れるんでしょう、後からの客にもそんなには待たずに出ていたようだが、益々の人気店となっているようで我々が食べ終わって出る時には席待ちの客もいたから早目に越したことはないですな。
そのランチの内容はこれが1000円でというようなご立派さ、内容が豊富なのにまず驚かされるし味もまずまず、醤油が寿司用とやや強めの刺身用と別に用意されているのには拘りがあるみたいだね。次回は揚物が無い海鮮丼ランチを食べてみようかなんて、またこちらに来ることがあったら再訪しますよ。
源太ずし
ランチメニュー
まんぷく御膳
午後1時前にはスパ・ハワインズに戻ってきてロビーでひと休みして、1時半から始まる二日目の昼のショーもまた見て行くことに、今度は二階席の見下ろす角度から一階席横のやや見上げる所に場所を変えて。ショーの内容は第一日目と同じであるが、最後のソロは昨夜のダンサーに代っていて、一日毎に昼夜交代で二人のトップが入れ替わっているんだね。トップは実力と経験で選ばれているんでしょうから当然だが、でも全員が引き締まった体でオヘソは見事に縦型という、これは相当な肉体訓練をしている証しでもありますな。
二日目昼のショー
ソロにフィナーレで全員が加わって
帰りは午後2時40分に集合してホテル・ハワイアンズのロビー前からバスに、これが各地から来ているから数台のバスが並んでいたが仙台からのバスが無かったような、大震災の影響はまだ残っているということか。帰りもトイレタイムの休憩は二ヶ所で友部SAと守谷SAとに、あとはまっしぐらと行きたかったのに加平から守谷まで渋滞ということで、かなりの渋滞ノロノロにはまってしまった。往復の途中でも大震災の本復旧工事ということで一車線に規制しているところがかなりあったが、それには渋滞も無かったのに常磐道で平日にここから渋滞というのはどうしたんでしょうかね。
各地に帰るバスが集合
仮復旧から本復旧に、案内表示が
加平からは突然に順調にはなったが都内中心部は毎度の渋滞だから帰りは湾岸ルートを走って、都内の夜景を眺めながらの横浜までの行程は予定よりも30分以上は遅れての帰還であった。
スカイツリーのライトアップ
帰ってきてからの夕食は最寄駅で買った惣菜と冷蔵庫の中の有り合わせのもので、旅行のあとはやや控えめにした方がいいんでね。