
桜の花見の話とは前後逆となりますが4月初めに秩父にカタクリの見物に、昨年は3月下旬に行ってみたらまだ咲き始めだったので今年はもう少し遅くと、場所は旧吉田町の小さな山の北斜面で白砂公園の一部、広さがかなりあって咲き揃ったら見事だろうと。日帰りだけどほかにもいろいろ目的があって、地酒を買って水も汲んで、B級グルメや温泉などもと、ちょっとばかり欲張ったプチ旅行となりました。
我家からは関越で花園ICで降りてまずはJA花園の直売所に立寄るつもりだったので、オープンの9時半ぐらいに着けばいいと7時半頃に出発、平日のこの時間帯は環八が比較的に空いていてR246を抜ければあとはスイスイ、予定通りに目的地に到着となりました。ここは野菜だけでなく花卉類も豊富で安い、それとメダカも毎年この時期にここで買うことにしていて、夏場の火鉢水槽のボウフラ対策に欠かせないのですよ。
JA花園
花卉売場、植木は外にあります
この日に買ったメダカ
そのあとは秩父に直行、有料道路ができてからは早く楽に行けるようになりましたが、今回はこれまでの先まで繋がっていて何処まで行けるものかと、その案内は何もなくてこれまで通りのところで降りた国道の一つ先を左折して裏側から秩父市街に、この道は市街中心部手前で武甲正宗の蔵元にそのまま来られ、途中は信号が少なくて国道よりもこちらの道がオススメ。ここでは女房お気に入りの発酵中のにごり生酒を、これは4月まで何とか残っておりました、僕はちょうど頃合いの香りをつけてくれているたる酒が好きなんです、さらに美味しい井戸水も汲ませてもらって。
武甲正宗の裏側に駐車できる
こちらでは酒造りに使っている秩父伏流水の井戸水が汲める
ここまでで11時近くなって豚みそ丼の野さかに、開店直前でもう行列ができておりましたが最初のグループで席に着けました、ここはロース肉とバラ肉の2種類の丼だけというB級グルメ、クセになる味というのでしょうか炭火焼で香ばしいからかぶりついて食べきっちゃうこととなりますね、いつも席待ちができるようだがこういうものだから回転は速いです。
野さか
メニューはこれだけ
並盛です
腹を満たして秩父の最後はカタクリの花です、旧吉田町には戻る方向ですがこの前臨時休業で食べられなかった野さかを優先してのことで無駄走りとなりましたが、今回は白砂公園のコースを一回りしてみようかと1時間ぐらいを見込んで歩くつもりで。やはりこの時期になればカタクリの花は咲き誇っておりました、場所によってはまだ蕾もあってこれなら4月半ばぐらいまでは見頃が続きそうですね。中に混じってアズマイチゲの花も各所に、ここにはニリンソウは見られませんがこれだけの広さの群落は見事です、それがこの時の見物客は我々だけとは勿体無いですねぇ、途中にはカタクリと書かれた旗がいくつもありましたがあまり知られていないのでしょうか、それと地元の人にはカタクリは珍しくもないんでしょうかねぇ。
白砂公園案内図看板
諏訪神社脇からの入口
木道を歩いて
カタクリの大群落
アズマイチゲとカタクリと
アズマイチゲ
カタクリ
北側の斜面を下ってさらにその先では登っていくという木道が続く範囲がカタクリ群生地で、その先はさらに急坂を登って頂上に、ここから南斜面は砂岩の大きな岩山が露出しているんですね、頂上からの眺めは抜群ということであったが確かに、でもここから降りていく道が滑り落ちそうでコワイ、手すりにつかまりながらユックリと、もうすこし年取ったら無理でしょう、そうなったら木道を戻って帰らないといけなくなりますな。
砂岩の山
秩父盆地から武甲山まで一望
こういうところを降りていく
南斜面にはツツジの群落が、咲けば見事でしょう
無料駐車場近くのコブシの花は終り掛け
このプチ旅行の最後の目的地は日高にあるサイボクで、白砂公園に来た道をまた市街地に戻ってからそのあとは正丸トンネル経由の一般道で1時間ちょっと、こちらでは温泉に入って、今晩用のものと何日か用にとソーセージ類などを買っていくことに。
日帰り温泉施設の花鳥風月
サイボクではシダレザクラがちょうど満開
サイボクの売場ゾーン
何日か用のものも少し 今晩用の加工品、ここの豚肉はどれも美味しい
これだけ遊んで回っても我が家には6時頃に帰還、朝がもっと早く出てJA花園を飛ばしたら、サイボクからは近いらしい入間市の牛沢地区にもカタクリ自生地があるというのでコースに入れられるかも、でも二ヶ所も見ることもないでしょうかね。
骨付きハムの切り残しを買ってきていたので残っていた肉を丁寧に削ぎ落して、ほぼ骨だけとなったのをゴン太におすそ分け、これだけ大きい骨だとゴン太では食べられません、しゃぶって味わうのに夢中です、ちょっとばかりギャートルズ気分を味わってちょうだいなと。
もっぱら軟骨部分を
年越ししたメダカに加えて今度買ってきたものも入れてやって
切花はこんなふうに