
軽井沢植物園では園長さんによる観察会の開催があって、4月にまず第一回があって、5月から10月までは毎月2回となってほぼ各週の日曜日の10時半から、入場料金の100円だけで予約なしの参加自由、1時間半ほどかけて園内のその時期に咲く草花や樹木などを中心に、それぞれの種別の特徴やその植物に係わる興味深い話などを聞いて楽しいひと時が過ごせます。その園長さんの説明の声や話し方が、今上天皇陛下にソックリなのが驚くほど、これは僕だけじゃなく女房もそう言っていますよ。
まずはその時に咲いている植物の写真がパネルに貼られているので、事前に観察会前に確認をしておく。そして園長さんの登場で、簡単な現在の説明があって園内に。
以下はこの日に説明があった植物を巡った順番に、いくつかは写真を撮っていないものもあって全部ではないけれど、85%ほどはカバーしているはずです。というのも雑草でも少しは残しているんだそうで、それと花が無かった樹木は写真にとっても良く分からないだろうからと。
これはまっすぐ伸びる形からハタザオだそうだ
軽井沢では林縁にもよく見られるというハナイカダ、左が雌株で右が雄株
マメ科のクララ、オオルリシジミの餌で今は東御市で保護活動しているそうだが、最初に発見されたのは軽井沢だったそうだ
ハナヒョウタンボクは氷河期からの生き残りとか、軽井沢の準町花となっていて入場券にも写真が
同じ仲間のニッコウヒョウタンボク
センダイハギ
オオムラサキツユクサ、これは白花だが青い花も
ムラサキ、この根から高貴な色という紫の染料が、草原の植物で草地が減って少なくなってしまった
クリンソウは塔の九輪から、でも通常は多くても七輪ぐらいまで、原種は右の赤ともう一つは白で、混じって各種の色調ができたと
サラサドウダンもいろいろな色の花が
サワフタギ、湿地で沢をふさぐぐらいに生えているからの命名と
ヤマタバコも希少種になった
ニッコウキスゲが咲き始めたばかり、アサマキスゲは7月から
チョウジソウが繁茂、根でも種でも増える
ゴボウの葉は初めて見た、デカイ!
ヒメウツギもこのくらいの大きさにはなるんだと
オオチゴユリ
キバナウツギ
ウマノアシまたは種の代表としてキンポウゲ
ハンショウヅルはまだ蕾
セリ科のシャク、ドクセリは一番危ない毒草だそうで、このシャクも食べないというが、秋山郷ではこれと似た植物があってツマとして添えられていたような、記憶が薄れているがもっと細い葉だったかも
軽井沢植物園は周辺よりもいつも早く進んでいるということだが、今年は更に一週間ぐらいは早いらしい、我が山荘の庭よりもかなり季節が進んでいる印象であった。