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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

東北の北部の秘湯と観光地をレンタカーで巡る三泊四日の旅 2016.6.29(水)~7.2(土) 5/7

2016-07-29 14:00:33 | 旅日記

 この旅行では中の一日は奥入瀬と青森の温泉などを楽しもうと予定していて十和田湖に泊まったわけで、グルリと八甲田周辺も巡って残り時間によっては高速を使って八幡平に戻るつもり、この日が一番距離を走るからと早めの8時過ぎには宿を出発することに。朝方からの雨はまだ降っていて十和田湖周辺は見通しが利かない、奥入瀬は多少の雨ならむしろ風情があるかも、そしてその先の蔦温泉は40年振りで楽しみです、さらに酸ヶ湯までは予定しているがそのあとは時間次第でということで。 

 奥入瀬に向かう道筋で十和田湖の景色でいい場所があったらと思っていたが、生憎ととこの朝は視界不良なのと雲が低く垂れこめていて残念ながら絵になりませんでした。

            十和田湖

 冒頭写真の奥入瀬の案内MAPが宿に置いてあったが、以前にも車で通って銚子大滝と阿修羅の流れぐらいは見知っていて、本来は歩いて巡るべき場所なのに今回も時間的制約で車なので、有名な場所には数台分は駐車場があるから空いていたら停めて少しだけは散策してみようと目論んでいたら、朝から雨だったためか着いたのが早かったからか両方向とも走る車はほとんどいないという幸運で、ちょっとばかりいいなという場所では停める余裕がある場所を何回も見つけてシャッタータイムをとることができた。途中からは日差しも差し込んできて、もう緑一色の中を流れる渓流のいろいろな表情や、突然に両側の崖地から現れる滝などを写しまくりましたよ。梅雨時のこの時期は穴場なんでしょうか、新緑や紅葉の頃は車では停めることができないぐらい混むんでしょうね、確かに軽井沢の湯川の渓流を何倍かスケールアップした光景を思いのほか余裕で楽しめましたね。

                休憩所付近にあった案内看板、こちらの方が大きい図で見やすい

                途中の滝の近くには冬場の情景の説明も

            十和田湖からすぐの場所には建物が、管理のためでしょうか

            

                   銚子大滝の横の流れ

            銚子大滝

                   

            

            

            

                   本流に流れ落ちる滝がいくつも

            流れが広がる場所も

                   

            瀬をはやみ、岩にすがるる・・・

            

                   横から注ぐ滝ではこれが一番高低差があった

            

            

            

                 

            

            阿修羅の流れ

                   

            

            

            屏風岩付近

            

            石ケ戸

            休憩所

              奥入瀬渓流館

 奥入瀬を見た後は八甲田近くを反時計周りに峠越えしていく道に、まずは奥入瀬からはすぐの蔦温泉で立寄り湯をと、ここも一軒宿で大町桂月が愛した宿で有名、今回来てみたらいくつか増築したようで、立派な休憩所ができておりました。朝風呂が7時から8時半、そのあとは10時からとなっていてちょうどいい時間に、ただ午前中はメインの久安の湯は女性時間で僕は男女別の泉響の湯に、どの浴槽も底から湧き出す鮮度抜群の温泉であるがこの浴槽の湯はやや温度が高め、昔に入った久安の湯はぬるめだったという記憶があるが女房に聞いたらやはり熱めだったと、源泉の泉温は変わったのかな。泉質は中性のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で無色透明なきれいな湯、メタ珪酸が多いから肌に優しいはず、願わくばもっとぬるめにしてもらいたい、慣れると熱く感じないとあったが僕はぬるければぬるいほどいいんで、久安の湯では浴槽わきの板の上で寝転んで休んだりして長湯した記憶も微かにあるが。

            広い敷地をもつ蔦温泉

            左が新館

          

                入浴心得

                温泉分析書

              新しくできていた休憩所の楓の間

 峠越えの道筋にはブナの密集林が凄い、よくぞこれだけ多くの木が生えそろっているもんだと、ほかの樹木は一切見えません、初めてみる光景でした、

            

            

 樹林帯の限界が頂上となってあとは下り坂に、また木々が深くなってきてしばらくで酸ヶ湯温泉が現れます、ここも一軒宿で昨年も団体ツアーで立寄り湯した温泉です、

            峠越え

              酸ヶ湯温泉

              宿泊棟は規模があるが、女房が風呂で一緒だった人はこの日は満室で予約が取れなくて近くの谷地温泉に泊まるんだそうだ、大人の休日倶楽部の乗り放題期間は凄いですなぁ

 ここはヒバ千人風呂で有名な混浴の大きな風呂が本命で、男女別の風呂もあるようだが皆さんがこちらに入るはず、この日は外人さんのグループも来ていたようですよ。泉質は熱の湯ではPH1.7の酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩塩化物泉、浴槽はほかにも混合で四分六分の湯なども、濁り湯なので入ってしまえば見えませんが一部は女性ゾーンとして仕切られ、有料ですが中で切られる浴衣もあります。メタ珪酸も多い湯だが、強酸性なので玉川温泉同様に濃い湯に浸かったなぁという気分に。

            

                    熱の湯分析書                四分六分の湯分析書

                入浴の心得が、守っている人はいるのかな、効能では寝小便に効くとある

                

 そのあとは団体ツアーでの添乗員がここの紅葉が一番と言っていた城ケ倉大橋を通って黒石市に向かう、ずっと降りて行けば弘前の岩木山が見えてきた。

             城ケ倉大橋

             岩木山

 黒石では古い雁木の家並みが残るというこみせ通りに行くつもりで、ナビでは黒石駅にセットしていったらスーパーに着いてしまって、昼は時間が惜しいからとそこで買ったもので済ましてしまい、そこにあった地図で目的地に。

                      黒石焼そばとあったが

 黒石のこみせ通リはそんなには規模は大きいものではないが、昨年に見た内蔵造りの家並みが連なる横手の増田町と似たような、ただ内部を公開している家は少ないようで、昔の銭湯を改装した観光案内所の裏手にある駐車場に車を停めて、中がのぞける造り酒屋などを巡って通りを一往復していたら、ボランティアの案内人に引き連れられた一団がやってきて、2時からこみせ駅という地元運営店で津軽三味線の無料ライブがあるというので聞いていくことに。

               

               こみせとは新潟の雁木と同じで店先に屋根を架けて通路となるものですね

                      元銭湯の松の湯というところが観光案内所

                 昔の浴槽を残していて

               理右衛門小路という新しい店が集まるところがあったが休日らしく閉まっていて

               理右衛門小路の隣の重要文化財の高橋家もヒッソリしていて閉まっていたようで

               こみせ駅

                 ライブは30分ほど

 津軽三味線のライブを最後まで見ちゃったものだから、もう一つ行きたかった五所川原の立佞武多の館には逆戻り方向で時間はないとなって、高速を使って八幡平に戻ることに。

             高速からも岩木山が

 宿近くの大沼ではビジターセンターに立寄ってみたら、TV画面には近くの定点カメラに最近写されたという熊の姿が、今年は熊の出没が多いようです、クワバラ、クワバラ。

             


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