信州滞在中は山荘にも風呂はあるのだが、温泉県に来たならばとほぼ一日おきに温泉に入るのを習いとしていて、そうなると山荘ではほとんど入浴しないことになる。東信地区でもさらに東西に分けると東側は塩化物泉で西は硫黄泉、このゴールデンウィーク中は遠出しないで佐久、小諸ぐらいまでの温泉に、従ってどこも塩化物泉で、僕の好きな硫黄泉は次に来たときからということとなった。
今年最初の長期滞在だからまずは いろいろとやらないといけないことがあって、最初の温泉は町営の木もれ陽の里に、ここの湯は蓼科から輸送しているもので東信地区の泉質とは違うはずだが、成分分析書が無いので単純温泉とだけは分かるが詳しいことは不明である。内風呂とサウナがあって、湯自体はおそらく弱アルカリの湯で、入浴あとは確かに暖まるから輸送していても効能は感じられる。しかし土日は午後5時までというのはお役所仕事というべきか、さらに月曜休日で金曜は湯の入れ替えで午後3時までなので要注意、軽井沢ならボーリングすれば天然温泉が出るはずなのになぜ?という疑問が湧くのは僕だけか。
浅科温泉を含めて佐久の公営温泉の3施設は一律400円から500円に値上げされました。いずれも塩化物泉であるが含有量はそれぞれ違っていて、旧浅科にある穂の香乃湯は中間の成分量のようだがあまり特徴が無い湯だ。ここは小さいながらサウナもあるが、売りは大きな露天風呂でしょう。内湯よりも湯温がぬるめになっているからユックリと長湯できる。何時も空いているのもいい。
東信地区で浅間山を望む眺望が素晴らしいロケーションの露天風呂がある小諸のあぐりの湯は人気があって、ゴルデンウィークには大変に混み合っていた。ここは農業法人が造ったものでアグリという名前がある理由、源泉はもっと下の方にあってこの見晴らしがいい高台の建物にポンプで汲み上げているんだと思う。ここが500円のままで値上げしないとなれば、佐久よりもこちらにという人が増えるんじゃないかと、施設も充実しているしで。
中軽井沢の星野温泉トンボの湯にはゴールデンウィークが終った後の、特定日から外れた別荘住民の割引値段になってから、こちらの湯はやや塩分もあるが炭酸水素塩泉とあって、ヌルッとするよりも肌から脂分が取られる感じの湯、広い露天はぬるめでこの時期は新緑の下で長湯できる。サウナは80℃ぐらいの標示だが、それ以上に熱い感じで5分ほどでいつも降参となる。内湯がかなりの深めとなっているのは、幼児があまり利用出来ないようにしているのかも。
帰ってくる日は昼ごろに山荘を出て一般道のバイパスで下に降りて、松井田の農産物直売所に立寄った後には妙義温泉のもみじの湯に、こちらには10年ぶりかも、峠の湯が火災からまだ再開されないので久しぶりに行ってみた。それが長らく来ない間に内部はリニューアルされていて、以前には無かったサウナもある、それ以上に70歳以上は入浴料500円が300円となっていたのが嬉しいじゃないですか。ここも眺望がいいロケーションだがこの日はやや霞んでいたのだけは残念、泉質は塩分が濃い強塩泉の鉱泉である。
関東平野方面が
妙義山
富岡市に合併したそ7うで、世界遺産の製糸場帰りなのか観光バスも一台、それが帰るところで混み合わなくて良かった、館内の売場には製糸場でも売っているらしい黄金シルクのヘアブラシカバーがあって、これでブラッシングすると髪の毛がつやつやとなるんだそうだ、薄くなった僕には用なしだけれど女性には人気かも