ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今年は初めての訪問となる松本をブラブラと

2012-08-14 18:13:13 | 信州日記

 松本は何かしら好きな町で以前はよく出掛けたものだが、最近は超老人を連れて信州に来るものだからあまり遠出ができず、今回は義妹夫婦が夏休みの前半は老人の面倒をみてもらえることになり、久しぶりにサイトウ・キネン・フェスティバル開催中の松本の町の中心部だけをブラブラしてみようと出掛けた。冒頭写真は街の中央を流れる女鳥羽川である。

 駐車場は松本唯一の井上デパートに停めようと提携の駐車場ビルに車を入れたのだが、デパートの本館と道を挟んだ別館のビルにはMARUZENと書かれていて、いつの間にか半分を身売りしたんだと知った、世の中どこでもデパート商売はジリ貧なんですなぁ。

                      左は井上本館、右はMARUZENに

 ランチにはやや早くてデパートやその周辺を何かあるかと少しウロウロと歩きまわり、デパート近くのビルの4Fにある花とびらという店に開店直後に入って食事を済ましてしまう。(これはランチ編でまたあとにまとめて)

 そのあとに今回もブラついて店を見て回るのは中町通がメイン、デパートからは中心商店街を抜けて行けばこの日は水曜日で休みのところが多いとは、これは何回も来ていたはずなのに知らなんだと、おそらく水曜日にここに来たことはなかったんだ。その中心部には老舗の菓子舗開運堂があって、ここのソフトクリームはロボットが作るということで日替わりで一種類の販売だけ、それが大小同一値段300円で大きいのを選べば普通の2倍はありそうなものが食べられちゃうのです、これは食後だったからかなり腹に応えたな。

                                  この日はピスタチオ

 仲町通の店は水曜日でもほとんどが開いていたが、もうすぐにお盆休みだしフェスティバルもやっていて観光客も多い時期なんだからどこもやっていると思ったのにここだけがとは、今年は小沢征二総監督が病気療養で来られないからか音楽のオの字の雰囲気も無くて、この観光メイン通りも人出は少なかったようだ。それに歩行者通路を拡張する工事をまだやっていて、7月中に済ましておけばよかったのにね。

                      中町通は歩道の拡張整備中

 この通りで特に中をよく見回して店の人などと話し込んだのは、内部和空間を貸しスペースにしている蔵シック館、松本民芸家具の中央民芸、畳表専門からアイデア商品を置くようになった鍋屋商店など、あとはちょっと見ぐらいで街巡りする。蔵シック館は数年前だったら2Fから奥の和室までいろいろな工芸手芸を中心にした出展者が居たのに、今回は3業者のみと寂しいものになっていて、やはりこういうのは集まってこそだよね。中央民芸ではテーブルクロスになる芹沢調の型染めが以前よりも安くなっていて、鍋屋商店では履いてみた草履があまりに足裏にいい刺激があってと、ここのところついぞまともな買物をしないから日本経済も危ういんじゃないかという気になっちゃってなんてね。

                               蔵シック館に飾ってあった松本の七夕飾り

                          中央民芸

                        ひまわり模様の染め

                      鍋屋商店の内部

                                 この草履の履き心地がいい

 最後はナワテ通の方も廻ってみたがこちらは休みの店が多くて、夏の真昼間の炎天下で地元の人はあまり出歩かないだろうからここも人はマバラ、一年ぶりにほぼ町の様子だけを確認しただけで帰ることに。

                      ナワテ通


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