小諸の高台には小諸高原美術館があって、昨年だったかスタラスという観光施設も出来てかなり賑わうようになった場所、かの関ケ原の合戦に向かう秀忠軍が上田の真田軍に対して陣を張った高所とか、そこで昆虫写真展があるというので見物に、確か昨年にも開催され女房が行こうということであったが行きそびれていて。
小諸高原美術館
館内からの眺めは上田とは反対の東南方面を、右手の建物がスタラス小諸
写真家は小諸にアトリエを構える世界的な昆虫写真家だそうです、展示された昆虫の顔の拡大写真はどれも迫力がある、どういうことでこういう複雑怪奇な形態になったのかと、これが実物大で現れてきたら恐ろしいというものばかりでしたねぇ。
ポスター
写真だけでなくビデオもやっていてその一つがナナフシについて、もう一つは蝶類などのスローモーション映像、これらは面白いなぁと。
軽井沢図書館でナナフシについての本がありましたよ
この美術館の常設展示で日本画家の白鳥映雪館があるのと、市民展示室では不定期で何かの展示もあるとか、隣接のスタラスにはワンコテラス席もあるレストランからは絶景を眺めながらの食事も、天気が良ければ北側には浅間山、南側には八ヶ岳蓼科山が望めます。
秀忠軍が陣を張ったという場所は美術館の裏手のもう少し高い場所、車などなかった時代にここまで上り下りするのは大変だったはず、守りに重きを置いていたものか、最後はこの地の長老住職の仲介で停戦し関ケ原に向かったが、合戦には遅れてしまったというのは有名ですね。