今回の軽井沢滞在は6月前半の10日間でこれまであまり来ていなかった時期じゃないかと、それで初めてヒメサユリの花を見ることができた、ほかは蕾から花まで多少は時期がずれていても毎年ほとんどに出会えているもの、そんな6月前半の山荘の庭の草花を紹介する。この滞在中の前半は好天であったが、後半は梅雨入りで曇り空が続いたが、降るという予報は外れて雨が降らずで農家は困っていたとか、昨日の午後にやっと本降りの時間があって皆さん喜んでいたようだ。
冒頭写真は前半の快晴時の浅間山を定番の場所から、このアングルから写したものをほかのブログでも見かけました、いろんな人がこの場所に目を付けているのかも。そして山荘の庭では先月から今月と雑草取りに精を出したので、植え込んだ草花だけが目立って成長している姿が見られます、この時点は油粕を撒いてやったばかりの状況です。
雑草を抜いたので緑がまだら状態だが、それぞれは成長してきている、なかにはもう葉を落とす種類も
ヒメサユリの花です、以前3年間は蕾の段階で横浜に帰っていたのでこれが初めての写真となります、まだ一株だけだが目立つ花ですね、株も大きくなっています。
ギンランはこの前のとは別の株が咲きだしています、これ以外にまだ蕾のものもあって、どれも自生しているもので敷地内はこれと共生のラン菌が地中に住み着いているんでしょう。
ジエビネは当たり年みたいで、5月には葉が伸び切っていなかった別の株で花が見られました、周囲に赤く見えるのはこの前に満開状態だったヤマツツジの落ちた花で、これも今年は多く花を咲かせましたよ。
四季咲ヤマブキソウにはまた花が一つ、今後も秋まで少しの間を空けながら花が続くと思います。
タツナミソウは地を這うようにカバーしてくれるからと横浜の庭から移植したもの、白花と紫花があって丈夫な植物で増えて育っています、増え過ぎたら道路側に植え替えてほったらかしにしてもいいかなと。
白花
紫花
シランは道路側に植えているが以前からの赤花は葉は出るものの花を付けない、おそらく乾燥気味だからだと思う、新しく植えた白花だけには今年になって花が。
チョウジソウは植物園よりも大分遅くの開花、昨年増え過ぎたからと間引いたのを移植したから少なくなって、逆にスッキリした感じに。
上にもちょっと写っている黄色い花はチシマタンポポ、庭の日当たりがいい場所で増えています、これもグランドカバーにいいんじゃないかと。
ヒトリシズカよりも大型でもっと遅く咲くのがフタリシズカ、これらはなんでここにというように自生しているものがアチコチに。
マムシグサもいつの間にここにというように出てきたものばかりが何ヶ所にも、軽井沢では湿気た場所で多く見られます、湯川公園の川沿いではかなり大きな株がありましたよ。
上と同じ仲間のカルイザワテンナンショウ、これも山荘周辺で見られます、名前通りにこの地で発見されたものとか、このあたりでは珍しくもない植物です。
林間で地味な小さな姿のウメガサソウ、これはまだ蕾の段階です、常緑で木みたいな形状ながらイチヤクソウ科の草だそうだ。
軽井沢の道路沿いではアヤメがいっぱい咲いているが、見た感じでは野生のものよりも青紫色が濃いみたいで園芸種かなぁと、山荘の庭では蕾が開きかけぐらい、すぐ近くの草むらでは咲いたばかりの花を発見、野生のものはもっと清楚な雰囲気です。
その後に帰る直前になって庭でも開花
ランの一種のクモキリソウも敷地内に自生していて増えている、まだ蕾の段階だが咲いても小さな花でスズムシソウをさらに地味にした花を咲かせる。
一輪だけ咲いていたキク科らしい小型の花、昔に植えたのかもしれないが記憶になくて名前が分からない。
庭にある木の花ではウツギの花が盛り、この花を見て軽井沢は横浜よりも一ヶ月の差があるのがよく分かりましたよ。